6月のモンゴル撮影雑感Ⅰ

モンゴル行きを前にして、メインカメラであるD600のメンテナンスを行う必要があった。撮像素子の汚れが確認できたので、6月に入ってからすぐに名古屋のサービスセンターへ持ち込んだところ、D610に交換ということになった。以前にシャッターユニットを交換していたが、結局は不良個体ということでの交換となったと思われる。

もう一つ、撮影場所の確認のため、GPSユニット(GP-1A)を購入することとした。以前にGPSロガーやコンデジのGPSを使ったが、今回のような大事な場面で使用する気になれなかった。タブレットを使おうかとも思ったが、結局この方法が正解だったようだ。

このように、撮影場所の地図表示が可能で、ウランバートル南の丘というレベルではなく、位置や標高などがかなり正確に記録できる。

イソマツルリシジミ(Plebejus cyane)♂の吸蜜写真

D610+200mmマイクロ、ウランバートル、2014.06.20

陽が陰ると飛ぶのを止めて、このように静止してしまうチョウセンヒョウモンモドキ(Euphydryas aurinia)

D610+200mmマイクロ、ウランバートル、2014.06.20

GPSユニットを使用すると、バッテリーの消耗が早いといわれているが、それほどでもなくバッテリーは、そこそこ持った。来年もモンゴル行きの誘いを受けており、是非参加したいと思っている。

ウランバートル南の丘からウランバートル市街地を見下ろしているタイリクヒョウモンモドキ♂(Melitaea phoebe)

E-M1+MZD12-40(14mm)、ウランバートル、2014.06.20

そう、遠くない将来に開発され、棲息地を奪われる運命であろう。ウランバートルの開発はすさまじく、このような市街地から近い場所は、数年のうちに消えてしまうのではないか。