ゼフ第6・7号は播磨西部で撮影

6月6日(金)は、兵庫県西部まで撮影に出かけた。ウラゴマダラシジミ、オオミドリシジミ、ウラクロシジミなど地元で撮影できる蝶を撮影していないのに、地元でもよく見られる蝶がゼフ6号となった。

雨が降っているため、ゴアテックスのポンチョ、雨具のズボン、長靴を履いての一人での叩き出しで、脚立や傘など持ってらないし、このようなときは、カメラやレンズも防塵防滴でないと対応できない。

 

雨が落ちる中、ナラガシワを叩いていると、赤い影が飛び出してきました。

アカシジミ♀、E-M1+ZD50mm+EC14、佐用町、2014.06.06

目的は、アカシジミではなく、ヒロオビミドリシジミであるが、降りてくるのはウラジロミドリシジミばかりである。何本目かのナラガシワでヒロオビらしい個体が飛び出したが、真っ直ぐ落ちてしまい、どこへ降りたかわからない。次ぎに飛び出したヒロオビミドリシジミ♂は何とかクララの上に止まってくれた。

クララ葉上の雨粒を見ても雨の降り方は想像できそう。

ヒロオビミドリシジミ♂、E-M1+ZD50mm+EC14、佐用町、2014.06.06

7時前に降りていただいたヒロオビ♂を大事に見守って、9時を過ぎたところでやっと動きがあった。少しずつ翅を開き始めたので、ファインダーをのぞきながら近づき、シャッターを切る。

ほぼ目線での開翅なので、翅表がしっかり写らない。液晶を使いながら上から写すように近づき、シャッターを切るがまだ十分でない。

 

翅表と尾錠突起が見られる位置まで近づいたが、まだ十分でない。

ヒロオビミドリシジミ♂、E-M1+ZD50mm+EC14、佐用町、2014.06.06

もう少し近づこうとしたところで、飛ばれてしまった。残念なことであるが、来年また来ればよい。いや、また来る口実ができた。