八重山3日目は、タイワンモンシロチョウを求めて与那国島へ移動した。軽自動車をお願いしてあったが、用意されていたのはかなり古いフィットで、快適に運転できた。
まず、訪れたのは久部良岳の山頂、大きな蛇が行く手を阻むが、ちょっと脅すと逃げてくれるので助かる。名古屋から来られた方から情報をいただいたが、今年はかなり少ないとのことである。頂上ではウスアオオナガウラナミシジミが来ていたが以前に撮影したことがあるので、敢えて粘ろうとは思わなかった。目指すはキャベツかアブラナ科作物が植わっている畑であるが、農家からの情報で何とかダイコン畑にたどり着き、近くでモンシロチョウの撮影はできたもののタイワンモンシロの影はない。なにしろ、ナミエシロチョウがやたらと多くて嫌になってしまう。
午後4時半を過ぎたところで、1日目を終了し、シャワーを浴びて美味しいオリオン生ビールを2杯飲んで早めに寝てしまった。
沖縄本島ではよく見かけますが、八重山では他のシロチョウに比べ少ないモンシロチョウ♂?
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.17
与那国島2日目の朝、朝食をいただいて、宿の前を見ると黒い縁取りがあるモンシロチョウがレンタカーの前を飛んでいるではないか?あわててカメラを取りに戻り撮影タイムとなった。♀がナズナに似た植物?に産卵しているようで、吸蜜、産卵、飛翔と一応撮影できた。
上の写真と比べなくても、よくわかりますね。タイワンモンシロチョウ♀のセンダングサでの吸蜜。
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.18
台湾から与那国島へ移動してくるタイワンモンシロですが、例年5~6月に多く見られるようです。卵が無事育てば、次世代はいるわけですよね?
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.18
バックがアスファルトだろうが何も関係なく、なりふり構わず撮影。
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.18
このあとに撮影した写真はほとんどなく、大部分が前日に撮影した蝶ばかり、何か気が抜けてしまったようだ。私らしい?大写しの写真をどうぞ(笑)。
ヒメアサギマダラ♀開翅の大写し、まるで貼り付けたような写真ですが、結構タイミングが難しい(本当か)。与那国島では普通に見られますね。
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.17
ヒメアサギ♀を追いかける♂
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.17
昨年撮影した個体は、かなりは損がひどかったので、取り直したシロミスジ♂。
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.17
上記と同じ個体の裏面
D600+200mmマイクロ、与那国島、2014.05.17
18日(日)は、天気も思わしくなく、雨も落ちてきたので早めに終了し、石垣島へ戻ることとした。