石垣島初日(5月15日)は、普通種の撮影
石垣島初日は、林道を回ってみたが、アサヒナキマダラセセリが現れず、仕方がないので、石垣島での普通種を撮影した。
林道を流してみるが、アサヒナキマダラセセリは見つからず、色目がちょっと似ているキミスジ♂が木の上でテリ張りをしていた。
D600+200mmマイクロ、石垣島、2014.05.15
吸水ポイントではミカドアゲハやナミエシロチョウなどが吸蜜に来ているが、数はあまり多くなく、敏感で近づけない。こちらで撮影するミカドアゲハは青くて明るい。
D600+200mmマイクロ、石垣島、2014.05.15
ツマベニチョウ♂が吸水に来ていたので、裏面はジミなので飛翔写真を少し撮ってみた。
D600+200mmマイクロ、石垣島、2014.05.15
石垣島2日目(5月16日)は、於茂登岳に登った
2日目(5月16日)は於茂登岳へ登ることにして宿を出たが、於茂登岳の裾野まで雲がかかっているので、登るのを少しためらいバンナ公園で時間をつぶした。
バンナ公園で、テイキンサクラにコウトウシロシタセセリ♂?が吸蜜に来たが、位置がちょっと高いのとスレているのが残念である。
D600+200mmマイクロ、石垣島、2014.05.16
於茂登岳登山口で比較的新鮮なヤエヤマウラナミジャノメがセンダングサに吸蜜へ来ていた。まずは裏面をしっかり撮影。
D600+200mmマイクロ、2014.05.16
上記と同じ個体で、雌だろうか?マサキウラナミジャノメに比べると、かなり大きく感じる。
D600+200mmマイクロ、石垣島、2014.05.16
空が少しずつ明るくなってきたこともあり、9時半を過ぎたところで、登ることとした。10時過ぎに登り始めると蒸し暑く汗が吹き出して止まらない。熱中症にならないように、休憩を多めに取りながら、頂上を目指した。
頂上直下の開けた場所で、アサヒナキマダラセセリは、あっけなく現れた。
センダングサが残念であるものの、比較的新鮮なアサヒナキマダラセセリ♀が吸蜜の訪れていた。監視員(好きな言葉でないが)の方が、「この時期は、心がささくれ立つ」との言葉、同じ虫好きを疑いの目で見ながらの活動は、辛いのであろう。
(♂の初見5/8、♀の初見は本日とのこと)
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
アサヒナキマダラ♀のセンダングサでの吸蜜(この蝶の場合、もう少しピントを深くしないといけないね)。
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
アサヒナキマダラ♀は、吸蜜以外でも広い場所に出てきて、開翅するシーンが見られた。
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
アサヒナキマダラセセリ♀の裏面
D600+マクロプラナー100mm、於茂登岳、2014.05.16
きれいなシロバナセンダングサで吸蜜するアサヒナキマダラ♂
D600+マクロプラナー100mm、於茂登岳、2014.05.16
アサヒナキマダラセセリ♂の開翅、テリ張りではないようだ。
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
午後2時前になると、リュウキュウチクの上を盛んに飛び回るアサヒナキマダラ♂が目立つようになる。たまに、♀←♂←♂の飛翔も見られるが、ファインダーに入らない。開けた場所では♂のテリ張りも多く見られ、午後3時過ぎまでこのような状況が続いた。
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
開けた草地で見晴らしの良いポイントを選んで、半開翅する。敏感で、他の♂が飛んでくると、すぐに飛んでしまうので、以外と撮影が難しい。
E-M1+MZD12-40、於茂登岳、2014.05.16
交尾を待つか飛び立つところを撮影しようか迷ったが、結局シャッターを切った(交尾成立の可能性は低いし、飛び立つ瞬間も撮影できる自信がない)。
D600+200mmマイクロ、於茂登岳、2014.05.16
アサヒナキマダラセセリの撮影は2度目であるが、前に来たときは於茂登岳に登っていない。♂が麓の林道に普通に飛んでいたので登らなかったが、今回は発生がやや遅れている影響もあるようで、雌雄撮影したいこともあって登ることとした。そのおかげで、いろいろなシーンを撮影できたので、結果的には良かったと思う。
この後、与那国島と西表島の撮影を行ったが、更新は少し遅れるかもしれない。