伊賀地方のギフチョウ

今年は伊賀地方のギフチョウを見に行くために、2日間出かけた。三重県産のギフチョウといえば、かつては鈴鹿山脈や養老山地でも見られ、広く分布していたが、現在では、伊賀市や名張市で地元の方々が保護している地域でしか見られなくなった。

4月12日(土)は伊賀市のギフチョウ撮影

この地方のギフチョウは、地元愛知県より少し遅いようだ。例年4月中旬ということで、この日を選んで出かけることとした。

何ともまあ情けない地面で開翅したギフチョウ♂です。もう1頭いましたが、既に大破、唯一救いなのは、この地方らしいオレンジでしょうか。

D600+200mmマイクロ、伊賀市、2014.04.12

4月15日(火)は名張市のギフチョウ撮影

コバノミツバツツジで吸蜜するシーンも何回か見られたんですが、駆けつけると逃げられるというパターンの繰り返しで、もう少しゆっくり撮影した方が良かったかなあと少し反省しております。

E-M1+シグマ150mmマクロ、名張市、2014.04.15

この場所では3頭くらいが見られましたが、来年再訪したときはどのように撮影するか、もう少し考えて撮ることとしましょう。

E-M1+シグマ150mmマクロ、名張市、2014.04.15

この日は伊賀市のポイントも2か所見たものの、既にかなり傷んでいたので掲載することは止めることとした。2日間撮影した割に内容は乏しいように思うが、もう少し蝶影が濃くないと難しい場所だね。