11月24日(日)は、来間島で終日撮影

今回宮古島へ来た目的といえば、2年半前にかすりもしなかったハマヤマトシジミです。その半年後に南大東島で撮影をしましたが、宮古島周辺ではすでに絶滅しているとの見方が大勢のようですが、2010年に確認しているとの情報をもとに、この島をしっかりと廻ってみることとしました。結論からいえば、やっぱりダメでした。

最初に目指したポイントは、集落の少し北のはずれ付近ですが、ここではイヌビユそのものを見つけることすら困難な環境でした。その後、集落周辺の荒地やサトウキビ畑周縁部でイヌビユの群落は見かけますが、目的の蝶を見つけることは出来ませんでした。それに引き換え、ヤマトシジミの多いこと多いこと。どこを歩いても飛んでいます。

たかがヤマト(パクリ?)とはいえ、南の島は違いますねえ、飛んでいるときは、白っぽいのが♂で青っぽいのが♀です。
ヤマトシジミ♂、OM-D E-M1+シグマ150mmマクロ、来間島、2013.11.24

自分で言うのも何なんですが、こんな蝶追いかけて1時間撮影するなんて・・・、でこのレベルの写真??、何やってるんでしょうね。
ヤマトシジミ♀、OM-D E-M1+シグマ150mmマクロ、来間島、2013.11.24

 

11時を過ぎたところで、早めの昼食としました。楽園というカフェでマグロ漬け丼です。トンボマグロに海ぶどう(普段は食べない)ですが、意外と良く合う食材ですね。

美味しゅうございました(これもパクリかなあ)。コーヒーもいただき至福の一時でした。
E-PL5+MZD17mmF1.8、来間島、2013.11.24

午後も島中をめぐり(小さな島なので移動時間はほとんどかかりません)ましたが、イヌビユは見つかれど・・・、予想どおりです。

宮古島周辺で、ヒメシルビアシジミを撮影していませんでしたので、いそうな環境を求めて探してみると、そんなに苦労することなく見つけることが出来ました。この蝶、以前に竹富島で撮影したときも結構手こずりましたが、今回も意外と早く飛ぶのとあまりとまらないので、撮影するのに1時間以上も要してしまいました。

チョロチョロ飛んで、撮影しにくい蝶ですね。朝方ならもう少し撮影しやすいんでしょう。
ヒメシルビアシジミ♂開翅、E-P5+MZD60mmマクロ、来間島、2013.11.24

かなり擦れておりましたが、ヒメシルビアシジミ♀?ですよね。
E-P5+MZD60mmマクロ、来間島、2013.11.24

そんな、こんなんで、一日が過ぎてしまいました。まあ、予想どおりですし、どうということもないんですがねえ。

さて、目的の蝶以外の小型青系のシジミは撮影することが出来、最低限のお仕事は完了です(負け惜しみですよ)。集落周辺やサトウキビ畑で撮影したイヌビユ(種名は知りません)の写真を掲載します。

 

抜けるような青空の下なら、もう少しそれらしい写真になったんでしょうが、海の青さが伝わりませんねえ。
E-PL5+MZD17mmF1.8、来間大橋、2013.11.24

宮古島(およびその周辺)に2日間滞在しましたが、標高差がなく森も少ないので蝶の撮影には向いていないところですね。沖縄本島や石垣・西表とも違った食文化や風景がありますので、この島が好きという人も多いようです。さんご礁の海でのんびりするならお勧めでしょう。

さあて、これでこの島へ来ることは当分なさそうです。次ぎ行くとすれば、与那国島かなあ。国内250種目指して、ラストスパート?!?、もう少し宮古島を続けます。