今回の沖縄本島での撮影(9月20~22日)は、雨がよく降り晴れ間はほとんどありませんでした。これはこれで撮影の仕方はあるもので、セセリチョウを視野に入れながら撮影をいたしました。
主な蝶としては、バナナセセリ、アオバセセリ、オキナワビロードセセリ、クロボシセセリ、ユウレイセセリ、チャバネセセリ、イチモンジセセリくらいでしょうか。この中で地元の愛知県でも見られるのは、アオバセセリとチャバネ、イチモンジくらいですね。
沖縄では毎回見ているクロセセリが見られませんでしたが、端境期だったんだと思います。オオモンシロセセリやヒメイチモンジセセリなども期待しましたが、確認できませんでした。
9月20日の夕方(午後6時頃)、今帰仁村にあるバナナ園(草が膝くらいまで生えている)へ恐る恐る踏み込んで、釣り竿でバナナを叩いて(バナナのたたき売りではありません)みます。しばらく叩くと、2頭ほど茶色い蛾のようなバナナセセリが飛び出してきました。かなり強い雨が落ちてくる中、蚊も多く気持ち悪い草むらを一人で歩くのは、できればやめたいんですが、止むを得ません。
D600+200mmマイクロ(外部ストロボ使用)、今帰仁村、2013.09.20
9月21日は朝から雨が降っています。とりあえず、乙羽岳へヒメシルビアシジミを撮影に向かいます。その後、センダングサを見ていると、小雨が降る中、アオバセセリが吸蜜に来ています(翅の先端が小刻みに動くため、被写体ブレとなっています)。
D600+200mmマイクロ、今帰仁村乙羽岳、2013.09.21
ススキの葉上にとまったところを撮影しました。
E-P5+ZD14-54(アダプター)、今帰仁村乙羽岳、2013.09.21
気温が高いので、小雨程度なら元気に飛び回っております。ちょっと風が強く被写体ブレには気をつけながらの撮影となります。
次回は、シジミチョウのことなんか書きますかね。