お盆を過ぎて、信州の高原はすでに秋の気配です

東海地方の平野部では、相変わらず暑い日が続いています。私といえば、2週続けて信州のゴマシジミの撮影です。「まあ、飽きもせずに毎週同じ場所で撮影しとるなあ、アホか。」という声が聞こえそうですね。

 

ススキとワレモコウを入れて、ゴマの写真を撮ろうと試みましたが、なかなかうまくいきませんね。完全な逆光となってしまいましたので、ストロボを使う必要がありました。次回の宿題が出来ましたね。E-PL5+17mmF1.8

 

8月17日(土)は、朝8時過ぎからゴマシジミの撮影です

今回は、先週のリベンジというよりは、「現状、マイクロフォーサーズ+の機材でどれくらい撮影できるものかなあ」ということで出かけました。カメラはE-P5とE-PL5のみです。まあ、レンズは9本ほど(MZD+ZD)持ち出しましたが、使用したレンズは、4本のみですね。現状、E-P5をメインとして(私なりに)蝶の撮影が出来るどうかということです(実は、E-M5の発売時に、これでは無理ということで、ニコンのフルフレームへ移行した経緯があります)。

結論から言いますと、「ヤッパ、きついわ」ということでしょうか。慣れの問題もありますが、ZD50-500+アダプターに関しては、「使えんこともないけど、こんなでかいレンズつけて撮影するなら、D600でいいか」ですし、よく写るZD50mmマクロに関しては、「ピントが合うのが遅く(想定の範囲内)、音がうるさい(蝶が逃げる)ということで、MZD60mmでええんちゃうの」というところでしょうか。全体としては、フラストレーションの溜まる撮影となりました。今秋、E-M1というカメラが発売になるようですが、今さらメイン機にはなりそうもないですね。

当初は、日帰り予定だったんですが、福井のSAさんが奈川近辺に泊まるということで、熊本のこともありますし、私がよく利用する亀遊館へご一緒することになりました。

メスにアタックするゴマシジミ♂(この個体が一番青かったかな)

E-PL5+17mmF1.8、松本市、2013.08.17

 

逆光になってしまったので、少し露出オーバー気味にまとめました

蕎麦で吸密するムモンアカシジミ♀?、2013,08.17、松本市

E-P5+ZD50-200F2.8-3.5+アダプター

 

 

 

8月18日(日)は、朝のみ撮影して早めの帰宅です

朝食を9時にお願いして、5時出発です。最初のポイントは、思ったほどゴマシジミの姿がないので、数の多いポイントへ移動しました、先週同様にワレモコウの上で♂ゴマが休んでいます。ひと通り撮影して、開翅を狙います。先週との違いは、人の数です。本日は、3名でしたが、やはりこれくらいがよろしいですね。

やや青めの個体(ゴマシジミ♂)が開翅してくれました
E-P5+MZD60mmマクロ、松本市、2013.08.18

 

かなり青いゴマシジミ♂も開翅してくれました
E-P5+MZD60mmマクロ、松本市、2013.08.18

 

 

狙いどおり、赤いゲンノショウコの花に吸蜜に来た青いゴマシジミ♂
E-P5+MZD60mmマクロ、松本市、2013.08.18

今回は、撮影枚数は多い割りに歩留まりが悪かったですね。今後、大きな機材を持ち出すことが困難になった場合どうするか、というテーマでしたが、結論は先延ばししましょう。