海の日を含む三連休は、初日を除いて撮影しました

7月13日(土)は、初孫のお宮参りや夜所用があって蝶の撮影どころではありません。天気もイマイチとはいえ、このハイシーズンの最中どこへも行かないという選択はなく、バタバタしておりました。

今回、雨模様ということもあって、E-5を久しぶりに持ち出しましたが、レンズも含めて十分現役であることを再確認しました。詳細はシーズンオフにでもゆっくり書きたいと思っています。

14日(日)は、鈴鹿のキリシマミドリシジミを見に行きました

前日の疲れが残っており、遠出は無理ですので、朝起きてからどこへ行くか思案します。といっても、県内のクロヒカゲモドキか情報をいただいたオオムラサキくらいしか選択肢がないのですが、ちょっと早いけど鈴鹿のキリシマを見に行こうかなあと結論に達しました。もちろん羽化は始まっていますが、この時期は♂の活動があまり期待できないので、ピカピカの♂開翅は無理と思われます。

現地到着10時過ぎ、ちょっと遅すぎますね。案の定撮影者はほとんどいなくて、ネットを持った人ばかりですが、せいぜい5組くらいしか入っていないようです。親子連れの方に話を聞くと30分ほど前にメスが地面で開翅していたが取り逃がしたとのこと。ふーんそうなんだと思いながら、アカガシをチェックしていきますが、その姿を捉えることができません。

キリシマミドリシジミ♂は低いところを飛んでいましたが、最後まで近くへ来て開翅することはありませんでした。

D600+300mmF4、菰野町、2013.07.14

アカガシを叩いていると、フラフラと飛び出してきたキリシマミドリシジミ♀

D600+300mmF4、菰野町。2013.07.14

上と同じ個体です。ゆっくりと翅を広げてくれました。

D600+300mmF4、菰野町。2013.07.14

 

もう少し早く出かければ、雌の開翅を撮影できたかもしれませんね。突然、雨が落ちてきて、車の戻った瞬間、スゴイ雨でした。

雄の吸蜜写真も撮りましたが、またの機会としますね。

 

 

15日(海の日)は、新潟県までアサマシジミを見に行きました

アサマシジミが生息している河原には、タイツリオウギでしょうか、一面に生えています。まだ花が咲いていないので、もう少し後の方が良かったかもしれません。

 

三連休最終日の前日夜中に始動です。夕方ちょっと仮眠をして、もう少し寝たかったんですが、夕食のため起こされました。私の役目として、肉を焼かねばならず、起こされたわけです(まさか、夜中に出かけるので、もう少し寝させてくれとも言えませんしね)。

出発は、午前零時前で、途中仮眠しながら駐車場到着は6時を過ぎていました。うーん、もうちょっと早いほうが良かったかもと思いながら歩き始めます。通常、2時間強の行程ですが、3時間ほどで目的の場所へ到着といきたいんですが、こっちかなあ、あっちかなあで時間をロスしてしまい、ポイント到着10時です。川原にタイツリオウギの小さな群落があり、すれたヒメシジミに混じって明るいシジミが飛んでいます。目的のアサマシジミ(高標高地タイプの通称シロウマシジミ)♂が飛んでいます。何とか撮影することができました。

影を作って日陰で開翅した直後に、影を取り去って撮影したアサマシジミ♂

E-5+ZD50mm+EC14、糸魚川市、2013.07.15

 

上の写真のように、一目でそれと分かるものとそうでない個体もいます。ヒメシジミも含めて撮影しておきますので、撮影中ははっきりしない個体もいますね(そんなことでよいのかと言われそう)。

やや暗めの雄と赤が目立つ雌も撮影することができました。この間10分ほどですが、後が続きません。たまに飛んでくるんですが、とまることがほとんどなく、他の場所へ行ってしまいます。山の天気は崩れやすく、朝方しか晴れ間が期待できませんので、初めから10時半には切り上げようと思っていました。予想通り、ガスがかかってきました。これ以上時間を延ばして、びしょ濡れになりながら帰るのもいやなので、できるだけ早く駐車場へ近づきたいところです。

天気が安定していれば、もう少しゆっくり探索することもできるのでしょうが、それは次回にします(次回があるかどうかは別として)。車での往復約10時間、歩行時間6時間、現地滞在時間0.5時間ですね。何やってるんでしょうね。

上と同じ個体が、半開翅したところです。

 

アサマシジミ♀も翅を開いてくれました。

E-5+ZD50mm+EC14、糸魚川市、2013.07.15

 

雨が降った日曜日はD600で撮影し、結果、雨の降らなかった月曜日はE-5での撮影とちぐはぐですが、歩行時間が長い撮影では、土砂降りでも大丈夫なE-5は心強い見方ですね。今となっては1200万画素というスペックが気になりますが、レンズのよさは、マイクロフォーサーズにはないですし、被写界深度の深さはフルフレームにはない強みですので、撮像素子やファインダーにブレイクスルーがあれば、良いシステムと思うんですが、どうでしょう?

更新が遅れがちになっています。今回も2日分いっぺんで済ましてしまおうという手抜きブログですが、撮影枚数も少ないのでやむを得ませんね。今週末は再度アイノミドリに挑戦するつもりです。短時間勝負ですので、事前の準備が撮影の結果に大きく反映します。あと、今年になって一度も行っていない上高地へも出かけたいですね。ハイシーズンも終了間近?ですので、体調管理に気をつけ、家族にも気を使って(エッ、それで気を使っているのと言われそう)頑張りたいと思います。