7月4日(木)は、信州南部のキマルリを見に行きました

この日も朝方は、青緑色に光るゼフを求めて、大町まで出かけました。
朝から曇りがちで、時折強い雨が降る梅雨の末期らしい天気です。高原ではオオミドリシジミやコヒョウモンモドキが見られます。帰ろうとすると、ジョウザンミドリシジミが卍飛翔をしており、後を追いかけると、ヒメジョオンでテリ張りをしてくれました。

 

空き地で卍飛翔をするジョウザンミドリシジミ♂、2013.07.04、池田町

D600+200mmマイクロ

ヒメジョオンの上でテリ張りをするジョウザンミドリシジミ♂、2013.07.04、池田町

D600+200mmマイクロ

コヒョウモンモドキ♀の開翅、2013.07.04、池田町

D600+200mmマイクロ

 

キマダラルリツバメは、人気のあるシジミチョウです。日本産の蝶では、唯一尾錠突起が4本あるのと、翅裏はトラ模様というかヒョウ柄というか綺麗ですし、雄の翅表は、青く光ります。呼び方も、キマ、キマルリ、キマリンなどいろいろです。
まあ、生態も面白いんですが、分布も比較的狭く、愛知県には生息していません。活動時間が夕方のため、朝や昼間は他の蝶を相手にすることが多いのも特徴でしょうか。

現地到着はやや遅くなったものの、午後2時過ぎにポイントに到着すると、ちょうど飛び始めたところです。テリ張りが始まったところで、雨が強くなり、一時雨宿りのあと、再度撮影することができました。

 

キマダラルリツバメ♀、2013.07.04、長野県南部

D600+200mmマイクロ

キマダラルリツバメ♀の吸蜜(後)、2013.07.04、長野県南部

D600+200mmマイクロ

ワラビの上でテリ張りするキマダラルリツバメ♂、2013.07.04、長野県南部

D600+200mmマイクロ

個人的に一番撮りたかった蝶は、アイノミドリシジミなので、今度の日曜日再度挑戦です。