5月25日(土)は、キナンウラナミアカを見に行きました

前日(24日)の会話です。臨月になり家に戻ってきている長女「父さん、明日どこ行くの」、私の返事「志摩方面」、続いて、妻のお言葉「明日どこ行くの」という具合です。明日何処かへ行くのかではなく、どの方面へ行くのかという確認です。二人のニュアンスは、やや違いますが、家にいて何かをするということは期待されていませんね(これでいいのかなあ)。私なりにいろいろ考え、午後早めに帰って、おじいちゃん家の除草をしなければということで、朝方の撮影を選びました。

私のゼフ第1号は、キナンウラナミアカシジミ(ウラナミアカシジミのウバメガシ喰い紀伊半島南部亜種)と決まりました。予定どおり8時前に志摩半島の駐車場へ着き、早速ウバメガシをチェックです。軽く叩くと小さなオレンジ色が飛び出します。尾状突起を見るとまだ新鮮です。一通り撮影できたところで、飛翔写真も狙ってみますが、なかなかうまくいきません。偶然撮影できたものを確認すると、雌のようです。後から考えてみると、おなかに卵を持っている雌は、重たいのでうまく飛び上がることができずに、地上付近をウロウロする羽目になったのか、羽化直後でうまく飛べなかったのでしょう。

キナンウラナミアカシジミ♂D600+200mmマイクロ(ストロボ発光)

2013.05.25 志摩市

同上(ストロボ発光なし)

わざわざ、こんな似た写真2枚かといいますと、逆光で透けて見えているので雄であることがわかります。この後、元気よく飛んでいきました。

この子は♀ですね。D600+200mmマイクロ 2013.05.25 志摩市

この子はどちらでしょう?広角で撮ってみました。

E-PL5+改造アダプター+ZD9-18(11mmで撮影)iso200、1/200秒、F8.0

キナンウラナミアカシジミ♀の飛翔ですが、何とか画面内に入りました。

E-PL5+MZD17mmf1.8、2013.05.25、志摩市

キナンウラナミアカシジミ♂の飛翔ですが、何とか画面に引っかかりました。

E-PL5+MZD17mmf1.8、2013.05.25、志摩市

2時間ほど撮影して、買い物をしてからナラガシワを叩いてみますが、何も飛び出しません。やや早いのか、時間帯が悪いのでしょうね。午後3時前に帰宅でき、無事に除草も終了しました。

他にテングチョウやヒオドシチョウなどを確認、確実に季節は進行しています。ハイシーズンが続く中、仕事、家庭、趣味とバランスよくやっていかなければなりません(順番が違うだろうという心の声も聞こえそうです)。

 

E-PL5+MZD17mmf1.8は飛翔写真に向いている組み合わせと思います。このことは、次回にゆっくり述べさせていただきます。