5月23日(木)は、常滑のミカドアゲハを見に行きました

先日(日曜日)は、ミカドアゲハの吸蜜がちゃんと撮れなかったので、リベンジではないですが、半日休んで、常滑のミカン園までミカドアゲハを見に行きました。気温が高いので、朝早く活動するのではと思ったんですが、8時を過ぎても気配はなく、うーん、読みを誤ったかと思いましたが、8時半を過ぎたところで、やっと吸蜜に来ました。

その後、もう一度チャンスがありましたが、9時半がタイムリミットですので、ここでタイムアウトとなりました。

7時半前に到着しましたが、当然誰もいません。予定では1時間くらいであれやこれや試したい写真も含めて撮る予定だったんですが、1時間はあっという間に過ぎてしまい、見かけた蝶は、チャバネセセリを始め、サトキマ、ヤマト、モンシロくらいで、静かな立ち上がりでした。20℃をこえているんですけれどねえ。

 

 

暇なので、羽化直後のハラビロトンボを撮影していました。トンボの開翅って、どうやって撮ればいいんでしょう。撮りようがないので、適当にシャッターを切りました。

 

 

もう少し翅を開いてくれるとうれしいのですけれどね。この角度だと表も裏も中途半端ですね。

 

翅を開く角度はこれくらいが良いのですが、ちょっと陰になっています。他の撮影者もいましたし、吸密時間も短かったので、ストロボは発光させませんでした。

翅表を見ると、すでに少し傷んでいます。何年か前は、1時間もいれば10回以上撮影機会があったのですがねえ、近いからいいようなものの正直なところ「何時間もかけてくるような場所かなあ」と思っています。

帰るときにネットを持った2台の車、関西ナンバーでしたね。何でわざわざと思いますけれど、まあ、いろいろあるのでしょう。

「このピンボケ写真、何で載せたの」という声も聞こえてきそうですが、最近isoオートでマニュアルモードを多用しております。メリットとしては、被写界深度とブレ具合をコントロールできることですが、デメリットとしては、iso感度を制御できないことです。

蝶の写真を撮る方の多くは、絞り優先で画質を優先するためにiso固定で手振れ、被写体ブレを防ぐシャッタースピードをレンズにより決めておいて、必要に応じてストロボを使用するというスタンスが多いと思います。飛翔写真は当然シャッタースピード優先ですが、ストロボのマジックもあり、これはかなりのテクニックが必要です。まあ、Pモードしか使わないとおっしゃる方は別として、人それぞれというところでしょう。

過去の写真をいろいろ見直している中で、手振れや被写体ブレと思われる写真がいかに多いか思い知らされており、フィルム時代では考えられなかった手法をいろいろ検討しているところです。

この写真、ピントが合っていれば、胴体はピタリととまり、翅の先端が少しブレるという感じで撮りたいという狙いはあったんですが、完全な失敗写真です。

この後、オガタマを見に行くとゆっくり飛んでいる個体がいたので、飛翔か産卵が撮れると喜んだのも束の間、葉の上で休んだままで動く気配がないようす。また、どこかで時間を作って、ちゃんとした産卵写真を撮りたいと思っています(別に今年でなくて良いか)。