G.W.後半初日の5月3日は、妻と一緒に木曽のチャマダラセセリを撮影に行きましたが、飛び立つところを見ただけの見送り三振で終了しました。まあ、粘りもせずに木曽駒高原までランチを食べに行きました。
うーん、ミツバツチグリは花盛りで、雌が産卵していてもおかしくないのに、傷んだ1♂というのは、ちょっとどうなんでしょう。何人か来られていましたので、他にも見かけた方がいるかもしれませんが、信大のN先生も来られていましたが、成虫も卵も未確認とのこと、大丈夫でしょうか。
5月4日から1泊2日で、白馬へ出かけました
毎年この時期は、家族で白馬へ行くことが多かったんですが、今年は日程を決めるのが遅かったため、いつものホテルが取れず、一人での白馬行きとなりました(撮影の自由度はかなり高くなります)。
今回たくさんの方々とお会いしましたが、誰々と会いましたという記載ばかりになりそうで(少なくとも10名ほど書かないといけませんので)、省略させていただきます。初日は、8時半には現地に着きましたが、気温が低く晴れ間もなかなか現れません。11時近くになって、やっとギフチョウの登場です。カタクリへ吸蜜に来たところを何とか撮影でき、ホッとしましたが、後が続きません。やむを得ず場所を変えて、何とかスミレでの吸蜜を撮影しましたが、いわゆるノーマルタイプばかりです。その後、ヒメギフのポイントやイエローバンド出現率の高いポイントへ向かいますが、太陽に嫌われ気温も上がらず、この日の撮影を終了しました。
11時前にやっと姿を見せたギフチョウ♂、直後にカタクリへやってきましたが、近づきすぎのため、こんな写真になってしまいました。
D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso250(トリミングなし)
白馬2日目は、イエローバンドを撮影することができました
5日の朝はどこへ行くか迷った挙句、ヒメギフポイントへ向かいました。バンド確認との連絡があり、ヒメギフが飛んでいるにもかかわらず、撮影場所の変更です。バンドの証拠写真撮影後は、一人で撮影したかったので、さらに場所を変えて、午後まで飛翔写真を中心に撮影しました。
午後は、まずヒメギフの産卵が撮れないかと、ヒメギフポイントへ寄ったところ、産卵中のヒメギフを譲っていただき撮影できました。その後、さらにバンドのカタクリの吸蜜写真も撮ることができ、写真の出来は別として、ほぼ満足できる撮影日となりました。
ギフチョウの飛翔写真で、2頭同時に捉えたのは初めてです。「で、なあに?」と言われそうですが、少しずつ前進はしていると信じたいんですが・・・。来年は偶然ではなく、確実に狙った写真を撮影したい。
E-pl5+MZD17mmf1.8 1/2000秒、F2.2、iso200
午後の吸蜜時間にイエローバンド♂の吸蜜を撮影することができました。
D600+200mmマイクロ F5.6、1/1250秒、iso250、外部ストロボ発光(トリミング)
キクザイチゲで吸蜜するギフチョウ♂を初めて撮影することができました。
D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso200(トリミング)
カタクリで吸蜜するヒメギフチョウ♀?も撮影できました。
D600+200mmマイクロ F10、1/640秒、iso500、外部ストロボ発光(トリミングなし)
ウスバサイシンに産卵するヒメギフチョウ♀も撮影できました。一応、卵にもピントが来るように撮影しています。
D600+200mmマイクロ F5.6、1/1250秒、iso560、外部ストロボ発光(トリミングなし)
今年のギフチョウとヒメギフチョウの撮影は、これで終了となる予定です。本当は、岐阜県北部のサイシン喰いのギフチョウの情報をいただいているので、出かけたかったんですが、G.W.後半4日連続撮影へ出かけることに対して、自制心の方が勝ったようです(本当かなあ?)。
他にもいろいろ撮影した中で、「もうちょっと何とかならなかったかなあ」という写真が多かったのも事実ですが、最後にもう一枚。
ギフチョウ♂(イエローバンド)のカタクリでの吸蜜です。
D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso220、外部ストロボ発光(トリミング)
この写真、なんともならないと考えるか、違うレンズで狙えば違う写真が撮れるかもと考えるかは、人それぞれでしょう。でも、この瞬間を切りとる方法を考えないと、ありきたりの構図しか撮れません。