4月第3週の週末は、冷え込みました

4月18日(木)までは暖かい日が続きましたが、19日(金)以降は寒気が入り込んで、寒い日々が続きました。

19日は休みが取れたので、白馬へ向かって出発はしたんですが、どこへ行こうか迷った挙句、一番好きな飛騨(白川村)のギフチョウを見に行きました。気温はあまりあがらないだろうと予想していましたが、晴れ間は広がるとの予想が完全にはずれ、気温は4℃までしか上がらず、ハエすら飛ばない完敗の状況です。悪くてもスギタニルリシジミくらい飛ぶとの期待は、ものの見事はずれてしまいました。旧荘川村あたりからは晴れ間が見られたので、もう少し南でよいポイントがあれば何とかなったんですが、南の青空を恨めしく思いながら寒さに耐えておりました。ただし、ウスバサイシンは萌芽しており、ヤマエンゴサクもいい感じなので、時期はほぼ適期であると判断しました。

白馬に向かう途中、大国屋さんでわさび漬けを買い、白馬の状況を下見して1日目は終了です。夜はOさんと一杯やりながらお話できたのが、唯一の収穫でしょうか。

明けて20日(土)ですが、朝食後にヒメギフポイントに向かうも気温2℃、結局午後1時まで粘りましたが、気温は5℃どまりで、晴れ間は広がったんですが、結局飛ばずに終了です。この2日間で見た蝶は、ルリシジミ(2回)のみでした。結果は出かける前から十分予想された内容ですが、生来の破滅的行動は直りそうもありません(こんな天気予報の中、普通は出かけませんね)。

こんな感じのパッケージで、120gで480円です。当日作った新鮮なわさび漬けを真空パックしてくれます。賞味期限は二週間で、翌日くらいから食べられます。

こんな感じで、わさびは根の部分のみ使用されています。酒粕もこだわっていたようですが、忘れました。

これで日本酒飲んでると幸せになれます。

 

これでおしまいなら、この週末の更新はないわけでして、21日(日)のお話を続けます。

まずは、遅れている畑仕事からです。ゆっくり目の朝食後、3畝立てて夏野菜の植え付け準備完了です。時刻は12時を過ぎています。さてどうするか?常滑市の公園へ行けば、「ツツジが咲いていて、黒系のアゲハくらいは見られるのでは」と思ってお出かけです。

到着してみると、ツツジはほとんど咲いておらず、ジャコウアゲハすら飛んでいません。18日(木)に安城市内でナガサキアゲハ♂を確認していましたので、まさかの展開です。やむを得ず、田んぼの土手を見てまわるとベニシジミやモンシロチョウに混じってツマキチョウ♂が飛んでいます。最近セイヨウカラシナを食草にするようになってから、以前より早く見かけることが多くなりましたが、40年前は4月下旬の蝶だったように思います。

風が強く、ほとんど止まらない中で、何とか撮影することが出来ました。ついでに、ベニシジミやモンキチョウも撮影しました。いまさら載せるような蝶でもないんですが、他にないんでしょうがないですね。1時間ほどの撮影でしたが、D600のマニュアルモードで撮影しましたので、風が強くても被写体ブレを防ぐことが出来ました。

ストロボ撮影や、リモート撮影でもいくつかのアイデアがあり、今後試していこうと思っています。結果、アイデア倒れで終わることも多いので、あまり期待できませんが、温かい目で見守ってください(誰も期待してないか)。

あっ、そうそう、畑にはミニトマト15株、トマト6株、ナス6株、ピーマン6株、キュウリ6株、スイカ3株、ゴーヤ2株を植えつけることが出来ました。 あとは妻に任せて、撮影に励みたいと思います。

今年初めて撮影したツマキチョウ♂です。風が強く、吸蜜に来ることもなかったので、こんな写真しか撮ることができませんでした。鮮度はまあまあなので、良しとしましょう。

クモツキも風が強いと、こんな写真になってしまいますね。

D600+VR70-200f4(しっかりトリミング)F5.6、1/800秒、iso125

このレンズ、よく写るんですが、フルフレームだと、もう少し寄りたいんですね。正直ギフチョウくらいの大きさがないとちょっとつらいです。

 

もっとピンクのハルジオンも咲いていましたが、吸蜜に来るのはボロの個体ばかりで、写真になりません。D7000+85mmマイクロでも撮影しましたが、どうも色のりが悪いですね。

ベニシジミ♀のハルジオンでの吸蜜ですが、すぐにオスが来てしまい、ゆっくり撮影できませんでした。

D600+VR70-200f4(トリミングなし)F5.6、1/1000秒、iso140

こんな写真、何で載せるの?と言う声も聞こえてきそうですが、まあ。どれくらい撮れるかということで、大目に見てください。ミヤマモンキなら誰も文句言わんのでしょうけどね。ところで、これってオス?

D600+VR70-200f4(トリミングなし)F5.6、1/1000秒、iso100

内容がないのに、ずいぶんと長文になってしまいました。ゴールデンウィーク前半は、近場でお茶を濁すとして、天気しだいですがGW後半は、遠出をしたいと思っています。また、白馬方面に向かうんでしょうかね?一応、奥様の意向も聞いてみてからの決定となるのでしょう。

長文ついでにもう少し、D600中心の撮影スタイルで問題ないんですが、E-pl5に何本かレンズを持って、もう1台D7000を持ち出すのか、E-5を持ち出すのかで決定打がありません。今回もD7000を持ち出して撮影したものの、写真の出来には納得できずにいます。

さあて、どうしたものか?もう1枚載せときますか。

ベニシジミ♀2013.04.21常滑市

D7000+85mmマイクロ F5.6、1/500秒、iso100(トリミングなし)

産卵しそうな感じもあったんですが、ダメでしたね。

もう少し、駄文を追加します。

私の写真は、本来絞り優先の撮影なわけですが、意図がない場合は、F5.6で撮影することが多いです。これは多くのレンズで解像度が一番高くなるのは、F5.6~8くらいで設計されており、その中で、ボケを優先するとこのようになります。

ビシッと撮影するならもう少し絞り込むほうが良いわけですが、背景がごちゃごちゃするのも嫌ですしね。当然、広角では絞り込みますが、こちらもF11くらいにしたいところです。フルフレームでのマクロの広角は、いろいろ制約が多く、被写界深度を稼げる高級コンデジを使用されている方が多いのもそのためでしょう。私としてはFTフォーマットくらいがバランスが良いかと思っています。

さて、iso1600くらいまで全く問題なく使えるようになったフルフレームのデジタル一眼レフを使用する場合、フィルム時代では考えられなかったisoオートでの撮影は、私の撮影スタイルを根本から変えてしまっています。以前は、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアルを使い分け、設定もいくつか記憶させてダイヤルをくるくる回しての撮影でした。当然ながら、設定ミスも多く、「やっちまったよ」と思うこともしばしばでした。もともと複数のカメラを使用することが多く、あれこれいじると設定ミスはやむをえないことでした。

ストロボもマニュアル、FP発光マニュアル、TTLオート、FP発光TTLオートなどを使い分けていましたが、こちらも何とか簡素化するように検討中です。要は被写体をいかに捕らえるか、ピンボケやブレのない写真を撮るかということが、重要であるわけです(当たり前のことをくどくど申し上げておりますね)。特に、被写界深度の浅い写真を多く撮る場合には、ピントがくる確率は低いわけですし、ポジショニングがちょっと違えば、全く違う写真になってしまいます。

私の場合、今さらキヤノンという選択はありませんが、6Dというカメラは、フィールド使用としては、現状最強かもと思えてきました。この場合にも望遠マクロを何にするのか難しいですが、34でほとんど事たりるような気もしますしね。+100mmマクロと寄れる広角があれば、ほとんどの撮影は可能ですよね。