西表島で撮影したタイワンヒメシジミ

11月24日(土)の午後にサトウキビ畑のある場所(字名は分かっていますが)を探すとタヌキコマツナギが生えている場所がありました。下の写真のように、アスファルトの道路にも侵入して、淡い赤色の花が付いているのが特徴ですので、比較的見つけやすいですね。とはいっても、前日ちょっと離れた場所を探したときは、全く見つけることが出来ませんでした。

陽も射さず、風が強い中の撮影でしたので、あまり活発ではありませんでしたが、かなり擂れた雌が翅を開いてくれました。そんなに遠くまで飛ぶわけではないんですが、あまりに小さい(小指の爪サイズ)し地味な色をしているため、一度見失うと再度見つけることは困難です。

食草のタヌキコマツナギは、小さな群落があちこちにありますし、3か所でタイワンヒメを確認できました。サトウキビが顕在なら、今後もしばらく発生してくれそうですね。

次は、小さなシジミつながりで、ホリイコシジミを紹介しましょう。