渡らないアサギマダラ

10月20日(土)は、東三河へ花の撮影?に行ってきました。セイタカアワダチソウに来ている蝶は、ウラナミシジミ、キタテハ、ヤクシマルリシジミなどです。こんなんなら、わざわざ高速道路使って行くのは単なるバカ(もともとバカなんでいいんですが)ですね。

リンボクへ吸蜜にきたテングチョウ 豊橋市2012.10.20
リンボクへ吸蜜にきたテングチョウ 豊橋市2012.10.20
バクチノキへ吸蜜に来たアサギマダラ 豊橋市2012.10.20
バクチノキへ吸蜜に来たアサギマダラ 豊橋市2012.10.20

夕方名古屋まで行かなくてはならないので、本日はめぼしい写真がないまま、帰り支度を始めると道端をスレたアサギマダラが飛んでいます。普段なら、なあーんだ、ボロのアサギマダラかといってスルーするところですが、花もないのに植物に固執する飛び方?産卵のようです。飛んでいるところの植物をよく見ると、ガガイモ科の植物?があります。キジョランでしょうか?

しばらく観察していると、手当たり次第、葉っぱに止まっては離れる行動を繰り返しています。ヤマイモ、イラクサ、クズなど・・・手当たり次第ですが、キジョランらしき植物に止まる時間は、他の植物よりちょっと長いのと、3回ほど連続でキジョラン?の葉だと潜り込んで、茎の新芽のあるところに産卵します。なかなか、うまく撮影できませんでしたが、1時間弱の間に4回ほど同じ場所に戻ってきて6回くらいは産卵行動しました。

生み付けられた卵は確認しませんでしたが、きっと、この雌はこの地で次世代へバトンタッチして命を終えるのでしょう。

植物名に詳しい方、この植物名を教えてください。 

 

こんな写真ばかりでも何なんで、出発前にE-PL5とMZD60mmマクロを使用して自宅近くで撮影した蝶を貼っておきますね。

この新しい機材ですが、比較的安価でこれだけ軽く、これくらい写れば使えるかもと思い始めています。特に今後は体力の衰えと相談しながらの撮影(笑い)になりますし、かがみ込まなくても撮影できますからね。ただし、写し方は今までと全然違いますので、もう少し、慣れる必要があります。