先日、山梨のシルビアシジミは裏面しか撮れませんでしたので、同じ釜無川の左岸を探すことにしました。思いの外、堤防や河川敷の植物が弱っており(暑さと乾燥のため?)、飛んでいる蝶も極端に少ない状況です。2時間ほど探しましたが、このままだとまともに撮影できずに帰宅という状況が頭をよぎりましたので、早めに伊那谷へ向かいました。山梨県内でもクロツバメシジミは撮影出来るようですが、ポイントがよくわからないので、宮田村へ向かうこととしました。
天竜川支流の堤防や河川敷の植物も元気がありません。クロツの食草ツメレンゲは、乾燥には強いので、大丈夫そうでした。飛んでいるクロツはほとんど雄で、比較的新鮮な個体が多く、開翅も簡単に撮影できるかと考えていましたが、そうは簡単にいきません。
クロツ♀が飛び出したとたんに♂がすり寄って交尾成立でした。すぐに離れてしまったので、良い写真が掲載出来ないのが残念です。交尾までの所要時間は、ほんの数秒でした。
今回一番驚いたのは、飛んでいるミヤマシジミの雄がヤマトシジミのサイズより小さいのです。コマツナギの元気がなく、ほとんど萎れているのが原因でしょうか。
本日も採れたてで美味しいリンゴを購入して帰りました。まだ早生のつがるが中心ですが、来週くらいから千秋あたりが出まわりそうで、いよいよ秋本番、蝶も何が撮れるかを考えながら行動する時期ですね。