お盆過ぎの土日は、信州のゴマシジミの撮影です

8月第2週の週末は、出かけられなかったので、この週末(18・19日)泊まりで出かけることとしました(確か、先々週もその前もでしたかね)。この2週ほどで、朝晩はめっきり冷え込むようになり、秋の気配を強く感じました。

とりあえず、毎年行っている超有名産地を目指しますが、途中寄り道をしてゴマシジミを探します。と言っても、SEさんからの情報をいただいており、採集されていなければ見られるだろうという状況なので、探索ではありません。

周辺をみながらポイントに到着すると、ゴマシジミが1頭飛んでいます。どこかにとまらないかなあと眺めていると、kenkenさんの登場です。まあ、情報の出所は一緒ですから偶然とは言えません。ゴマを撮影し、ゴマを撮影しているkenken

さんを撮影した後、少し標高を上げてみましたが、雲も多く、目的のタテハを見つけることはできませんでした。

しばらくの間、開翅を待ちましたが、開きそうもないので次の場所へ向かいました。ゴマシジミ♂長野県某所2012.08.18
しばらくの間、開翅を待ちましたが、開きそうもないので次の場所へ向かいました。ゴマシジミ♂長野県某所2012.08.18

本日の宿を目指し、北上です。午後の早い時間に宿ですって?、そうではなく、宿の前にキベリがよくとまるという情報を元に、膝まで水につかりながら川を渡りましたが、飛んでいるのはヒョウモンとコムラサキ??くらいでしょうか。まあ、川の水は冷たくて気持ちよかったので良しとしましょう。

明日の朝の撮影場所を決めるために、ゴマのポイントを見てまわりましたが、数は少ないもののワレモコウの上でお休みになる個体を見つけることができ、宿へ引き上げました。

宿へ着いてから、SAさんに連絡をとり、本日の情報交換をいたしました。結局、ゴマに関する情報をいただいただくことになり、感謝感謝でございます。

 この日はお風呂に入り、ビールを飲んで早めの就寝です。明けて19日(日)は朝5時に出発する予定が30分ほど寝坊してしまいました。

ポイントに到着すると、ワレモコウの上でゴマシジミが寝ています。正確に寝ているかどうかは別ですが、ほとんど動きません。気温は20℃を下まわっており、下草は露に濡れ長靴の上も濡れてしまいます。狙っていた広角のアングル写真はあまりうまく撮れませんでしたが、この日は小さめの朝露に濡れるゴマシジミを撮ることができました。朝方予想していたより雲が多めで陽がなかなか射してきません。7時半を過ぎてようやく薄日が射し始めたところで、朝食を頼んだ時刻が近づいてきたので、いったん宿に戻りました。

結果論ですが、この1時間ほどの休憩が開翅写真を逃した原因となりました。

SAさんから情報をいただいたポイントに着き、ゴマを撮影し始めます。ほとんどとまる事はないので、D7000に85mmマイクロで焦点距離1m限定の飛翔写真狙いですが、そう簡単にはいきません。しばらくすると、さんからの留守電に気づきました。早速電話をすると、私の車の後ろに駐車しているとのこと。ゴマが比較的多く青いのも混じっていると伝えると、こちらで撮影することとなりました。ここから、本格的な飛翔写真撮影です。本家を前に飛翔写真撮影ですが、翔さんから伝授された(パクリの)撮影技術にアレンジした内容で撮影するものの苦戦は免れません。

一頻り撮影を終え、車に戻ろうとして、蕎麦の畑のところでSAさんとお遇いしました。さらに、ムモンアカの様子を見に行ったところでTさんとお遇いするという出来過ぎの二日間でした。それぞれの写真については、各ブログやH.P.をご覧ください。写真もそれぞれで面白いと思います。

ゴマシジミ♂♀が絡んだ写真も載せておきます。

スッキリ開翅写真が撮れていれば、こんなにしつこく写真なんか載せないんですが、不満だらけの開翅写真です。

写真をたくさん撮ったという証拠にさらに続けます。産卵やら交尾の写真はやめときます。

今回は、やけくそ気味に写真を掲載しました。本来3枚の写真で1日の撮影をスッキリ決めたいんですが、気合いの割に結果が伴わない2日間でした。