8月最初の土曜日も信州方面へ出かけました

 

8月に入り、まだまだ活発に行動する時期が続きます。

今年、撮れなかったり、今一だった写真は、来年の課題として残りますが、高原で年1回発生するタテハチョウの仲間や、多化性で秋に増えてくるチョウはこれからが本番です。また、シジミチョウではゴマシジミやムモンアカシジミが多く見られる時期ですし、九州では8月末にタイワンツバメシジミが発生します。とはいえ、高原ではオミナエシやキキョウなどの花が咲き始め、秋の気配が漂い始めていますので、ハイシーズン終了の感は否めません。

自分に照らし合わせますと、すでに沖縄行きを計画しておりますし、この時期になりますと、年末までのモチベーションをいかに保ち、来年に繋げるかという毎年同じようなことを繰り返しております。

また、10年以上前に立てた「退職までに250種のチョウを撮影するぞ」というタイムリミットまで、もう2年ありません。北海道から九州まで生息するチョウで未撮影種は、タイワンモンシロチョウ(対馬)だけになっておりますが、伝聞による発生状況では、対馬での撮影は難しそうです。小笠原の3種も後回しにして、今年と来年で八重山のチョウをちゃんと撮る必要があります。最近は、なかなか思うようには撮影種が増えておらず、今年新たに撮影した種は2種(バナナセセリ、カシワアカシジミ)のみですので、今年中にもう2~3種ほど撮影しておきたいところです。

毎年宿泊する松本市奈川の畑の土手に生えているワレモコウです。ゴマシジミがとまっているといいんですがね。2012.08.04
毎年宿泊する松本市奈川の畑の土手に生えているワレモコウです。ゴマシジミがとまっているといいんですがね。2012.08.04

平地のワレモコウは、まだ先ですが、高原では上の写真のように赤い花が色づいています。こんな花を見ていると、暑いのに気分的には秋風が吹いているような感じになってしまいます。

元気な高原のチョウをご覧ください。といいたいところですが、高原も暑さで夏枯れ状態ですかね。木曽のチャマダラセセリの2化は、見つけられませんでしたし、なんとなくチョウの数もあまり多くないような気がします。

これだけだと少し寂しいので、2日間にわたるムモンアカシジミの写真も掲載しときます。