7月8日(日)はアサマシジミ(イシダシジミ)を見に行きました

4泊5日の北海道でしたが、全体としてあまり天気は良くありませんでした。4日目は特に悩ましく、十勝地方は南部ほど雲が多い状況でしたので、北へ行けば蝶を見られる可能性は高くなるのですが・・・。

こんな写真も何ですが、北海道の蝶が遅れている証として、帯広市内のクジャクチョウの幼虫を載せておきます。早い年なら、成虫が見られてもおかしくない時期だそうですので、かなり遅れているのでしょう。

帯広市内でエゾイラクサ葉上のクジャクチョウの終齢幼虫
帯広市内でエゾイラクサ葉上のクジャクチョウの終齢幼虫

北海道も4日目となり、十勝地方のアサマシジミ北海道亜種(というより、やはりイシダシジミと言った方がピント来ます)を見るために、maedaさんに無理をお願いして、連れてっていただきました。いるかどうか確信はないとおっしゃっておられましたが、ナンテンハギの生えている生息地に入り、しばらくするとアサマシジミの雌、続けて雄が現れて翅を広げてくれました。もう少し違った環境をイメージしていましたが、その色合いは想像していたものと同じです。

40年前の保育社の原色蝶類図鑑では、ヤリガタケシジミも含め、3種に別れていましたが、現在ではアサマシジミの一亜種として扱われています。

今回の北海道では、すっきり晴れた日はほとんどなく、全体としては曇りがちで、晴れ間が出たり、雨が降ったりという天気でした。最終日の5日目は、朝方草地を少し叩いてみましたが、気温も低くヒメシジミが飛び出す程度でしたので、観光中心に切り替えました。