7月7日(土)北海道3日目は、石北峠を越えて南下します

大雪湖~石北峠~北見地方は、比較的カラフトヒョウモンが多く生息している地域です。あと2週間ほど早く伐採地を中心に探せば、さほど苦労なく見つかるとは思うんですが、今回は時期的にやや遅いので、できるだけ標高の高い場所を探す必要があります。

層雲峡を出発し、一応観光地である大函付近も探索しますが、見かけるのはホソバヒョウモンばかりです。石北峠に近づき標高が1000m近くになったところで、林道に入ってみます。もちろん、ゲートがありますので歩いて入るしかありませんし、あまり深入りするとヒグマの心配もありますので、入り口付近のよさそうな雰囲気のところを捜していますと、やっぱり、ホソバヒョウモンばかりです。ただし、比較的新鮮なので、ちょっと期待しながらホソバヒョウモンをチェックしていきます。

すると、やや擦れてはいますが、カラフトヒョウモンを見つけることができました。特徴である後翅の表面と裏面が写るようにアングルを探りながら、驚かせないように気をつけて撮影します。結局、石北峠付近では1頭しか見ることができませんでしたが、やむをえませんね。

石北峠の茹でトウモロコシを食べただけで、午後の探索に突入です。コンビにもありませんので、手持ちのパンを食べながら移動します(妻の我慢に感謝)。

さらに置戸町方面を探索しますが、ギンボシヒョウモンが見られるようでは、カラフトヒョウモンは無理とあきらめ、オオイチモンジがいないかと無人の小屋近くを探しているとオオイチモンジ♂が滑空しています。

今回は、まともな昼食を食べることができないまま、音更町の民宿田園に向かいます。ここの手作り料理で、誰かさんのご機嫌が直ればいいんですがね。