北海道2日目(7月6日)は、早朝に撮影してからホテルで朝食です

北海道2日目の7月6日(金)は、朝早くホテルを抜け出し、30分ちょっと車で走って石狩浜のカシワ林で撮影したところまでが前回です。このときカシワアカシジミ以外に撮影した蝶は、やや擦れたオオミドリシジミと新鮮なハヤシミドリシジミ、カラスシジミなどでしたが、ジョウザンミドリシジミの活動が始まる時間には、ホテルに戻って妻と朝食を食べなければなりませんでした。

一人と違って、気を使いながら(それでも気を使っているのかと言う声が聞こえそう)行動しなければならないので、日程を決めるのが難しいですね。

 

7時前に開翅したオオミドリシジミ♂、もう少し新鮮ならよかったんですがね(一脚とレリーズシャッター併用) GX1+ZD9-18mm+改造アダプター
7時前に開翅したオオミドリシジミ♂、もう少し新鮮ならよかったんですがね(一脚とレリーズシャッター併用) GX1+ZD9-18mm+改造アダプター

小樽を後にして向かったのは、丸瀬布です。この地はオオイチモンジのメッカとして有名ですが、目的はカラフトヒョウモンです。時機は逸しており、ちょっと遅いとは思いましたが、ちゃんと撮影できていない種なので、今回はぜひ撮影したいチョウの一つです。

以前にボロの個体を見つけた場所の辺りにいってみると、同じカラフトでもヒョウモンではなく、カラフトセセリがたくさん飛んでいます。いわゆる移入種で、牧草と一緒に日本に持ち込まれたと言われています。数年前に滝上町まで撮影に行ったことがありましたが、棲息地域はすでにかなり広がっているようです。

他には、伐採地の近くでコヒョウモンがたくさん飛んでいました。これでカラフトヒョウモンをあきらめるわけにはいかないので、3日目も探索は続きます。