6月10日(日)の早朝は、クロミドリシジミを見ました

6月10日の日曜日は、まあまあの天気予報なので、今日も山へ行こうのTさんと早朝から出かけることとしました。この時期なら、クロミドリシジミあたりが妥当なんですが、二人の結論はウラナミアカシジミで、あっさり意見が合ってしまいましたので、出発は朝5時とやや遅めです。目的地を二つほどに絞り豊田市のインターを降りて、走っているとTさんがちょっと大きそうなクヌギ(アベマキ)だけど、クロミが出るかも・・・、叩いてみようかということになり、パンパンと叩くとミズイロオナガは次から次へと飛び出してきます。黒帯が発達した個体はいないかくらいを気にしながら叩いていくと、クロミドリシジミらしき個体が飛び出しました。残念ながら、上部へとばれましたが、二人のターゲットは、すでにクロミです。次に飛び出した個体は、何とか地面に降りてきてもらいました。

豊田市内の農村地帯に残るクヌギ林(アベマキ?)、こんな場所にクロミドリシジミが棲んでいます
豊田市内の農村地帯に残るクヌギ林(アベマキ?)、こんな場所にクロミドリシジミが棲んでいます

じっくり開翅を待って撮影後、ちょっと場所を変えてもう少し若いクヌギ林を探しますが、またまた、クロミドリシジミにちょうどいい?クヌギ林(上の写真)があります。

時刻も7時近くになっているので、叩いてもなかなか降りてきません。ツキがあるときは、そんなもので、クロミが足元からフラフラ飛び出して、クヌギの葉に止まります。撮影していると7時をまわりましたので、次のターゲットであるベニモンカラスシジミのポイントに向かいました。

朝から良いことがあった日は、余裕が生まれます。よく考えれば、ウラナミアカシジミは見れなかったんですが・・・にもかわらず、クロミの写真が撮れてご機嫌です。