19日は休んで、越前のギフチョウを見に行きました

今度の土日は用事がありますし、天気も下り坂なので、(新しい)ボスに休みをいただき、越前まで出かけました。ちょっと遅いのは承知の上で、福井県の状況を見に行きました。南越前町の状況は、予想通りで雌の吸蜜と産卵が撮れ、その後の予定では、標高を500m以上に上げて雄の新鮮な個体を撮るつもりでしたが、気が変わり、福井市の有名ポイントへ向かいました。まあ、予想通りの失敗でしたが、それだけでは終わらず、無理して進入した林道でパンクするというオマケまでついてしまいました。このポイントへもう一度来ることはないなあと思って、何が何でもボロでも撮ってやろうとしつこく粘っていると、雌が産卵するためにいろんな葉っぱを物色しているではないですか。しばらく粘りましたが、林の中へ消えていきました。やや擦れた雄の写真を載せておきます。

越前の低標高地でのギフチョウは終盤です。雄は交尾のために飛び回り、雌は一心不乱に産卵します。この葉に産卵するまでに他の葉っぱに50回くらいつかまりましたが、誤産卵はありませんでした。古いカンアオイ(たぶんコシノカンアオイ)の葉には何度も来ましたし、カタクリや他の植物の葉も確認していました。