4月に入っても、枯山のギフチョウを見に行きました

低気圧が通過して雨が降り、その後、冬型になるというパターンの週末が続いており、本日も蝶の観察には向いていない日曜日です。そんな中、4度目となる枯山行きですが、3日前の3月29日にはかなりの数が舞っていたようですし、すでに雌も出たとか?こんな天気なのにまた行くのか、という心の中の声も無視して、意地になっているように出かけます。

いつもお会いする地元の方の情報によると、尾根では観察会も開かれており、人だらけらしいので、発生地の藪に入り撮影することにしたんですが、風は冷たくあまり陽も射さない状況の中で、目撃したギフチョウは5頭のみ、監視員からは密猟者に間違えられるというテンションの上がらない一日でした。

 

旧天竜市の蛇紋岩地帯で、松の疎林と笹に覆われていますが、よく見るとヒメカンアオイがたくさん生えています。こんなところを歩いていると、密猟者に間違われる(笑い)ので、よい子は真似をしないように。
旧天竜市の蛇紋岩地帯で、松の疎林と笹に覆われていますが、よく見るとヒメカンアオイがたくさん生えています。こんなところを歩いていると、密猟者に間違われる(笑い)ので、よい子は真似をしないように。

ねらいはギフチョウの飛翔写真なんですが、ちゃんとした静止写真を撮影してからなどと甘い考えはどこへやら、ほとんどチャンスがないまま時間だけが過ぎていき、午後になったので尾根に出ようとも思ったんですが、ギフチョウの数より人の方が多そうなので、さっさと帰途につきました。

写真は全体にアンダー気味ですね。理由は昨晩いろいろ設定をいじっているうちにマイナス補正していることをすっかり忘れて撮り始めてしまったからです。消化不良のまま、枯山のギフチョウは終了し、来週からは日本海側のギフチョウの撮影に向かう予定です。すでに発生している場所もあるようですので、カタクリとのショットや飛翔写真を撮りたいと思っています。