先日(3月20日)の報告です

3月20日に見に行った枯山の状況を報告します。

朝の天気予報を(パソコンで)みて、静岡中部の最高予想気温から本日の出現は、10時まではないと思い、家を7時過ぎに出発しました。途中思いのほか渋滞しており(平日に挟まれた旗日のため某トヨタ系の会社はお休みでなかった?)、ギフチョウのポイントに着いたのは11時少し前でした。風もあまりなく、春の日差しが強烈で、越冬したヒオドシチョウが尾根筋のあちらこちらでテリを張り、新鮮なコツバメもちらほら見られ、いつギフチョウが現れても不思議ではない状況でした。

しかしながら、わずかにアセビの花が咲いているだけで、カタクリの蕾が2~3株見られる程度で、スミレもまったく咲いていません。

頂上直下でお会いした湖西市のUさん(毎年最初のギフチョウを見に来られるそうです)とお話しながら午後1時過ぎまで粘りましたが、ギフチョウに会うことはできませんでした。明日か明後日来られれば見られそうだねという共通の印象でしたね。Uさんは六郎沢側から登ってこられ、私は直下の林道から登ったんですが、この場所は尾根直下や尾根筋に食草(ヒメカンアオイ)があるので、発生していれば見つかると思うんですがね。

帰り際にすれ違いながら、もう一方にも声をかけたんですが、一言「花が咲いとらんからねえ」というお言葉でした。

この日、複数の目撃情報があったようですが、皆さんどこで見たんでしょうね?

まさしく、枯山という名にふさわしい?蛇紋岩でできた山で疎らに松が生えており、この時期緑に見えるのは松ばかりです。ギフチョウが多くみられるのは、ピークの向こう側の尾根筋です。
まさしく、枯山という名にふさわしい?蛇紋岩でできた山で疎らに松が生えており、この時期緑に見えるのは松ばかりです。ギフチョウが多くみられるのは、ピークの向こう側の尾根筋です。

3月22日には、信頼できるいつくかの目撃情報があるようです。24日(土)の天気予報が芳しくないので、25日(日)に再度撮影に行き、しっかりとカメラに収めてきます(何も用事が入らなければね)。蝶の写真がないと寂しいので、当日撮影したヒオドシチョウとコツバメの写真を貼っておきます。

いよいよ、2012年のスタート(こんな感覚は私だけ?)です。ここへも行きたい、あそこへも行きたいと少ないお小遣い&ない知恵を絞りながら、格安航空チケットを 購入している自分が怖い。

3月25日も枯山へ出かけました

懲りもせず、25日(日)も枯山に出かけました。

朝出発したときの気温(車の表示)は、5℃でしたが、その後、浜松市に入る頃には10℃となり、今日は大丈夫と思っていました。ところが、熊に入る頃から気温が下がり始め、到着する9時30分頃には4℃で雪もちらついています。

晴れたり曇ったりの一進一退が続いた後、尾根を少し降りてやや標高の低い発生地へ移動しましたが、11時過ぎに鉛色の雪雲に覆われ本格的な雪となってしまいました。本日はギフチョウどころか、越冬タテハも飛びませんでしたが、枯山を訪れる人は、先日より多くいました。