お盆を過ぎた土日は、東海地方や信州方面も雨模様です

信州ではキベリタテハやムモンアカシジミなどがよい時期ですが、この土日は残念ながら荒れ模様で、蝶の写真撮影のための遠出はちょっと無理な感じです。

蝶の写真をデジタルで撮影するようになってから10年以上経過しましたが、そのほとんどをオリンパスのカメラで撮ってきました。昨年もE-5を導入したところですが、オリンパスだけで今後もやっていくのは難しい状況となってきましたので、ちょっと前からニコンやキヤノンの併用も考えていました。

私の周りではキヤノンのデジ一が多く、私自身も過去3回ほどキヤノンの導入を考えたことがあります。最初は20Dで2度目が50D、3回目が7Dです。300mmF4のレンズは比較的寄れますし、手ぶれ補正も付いていますが、3回とも導入を見合わせました。

今回、ニコンのD7000を導入することにしました。とりあえず、あまり評判のよくない85mmマクロとのセットですが、雨が止んだときに飛びだした庭のチョウを撮影してみました。予想どおりVRはほとんど意味がないようで、offでの撮影ですが、この組み合わせだと小型軽量でフォーカスもそこそこ早く、撮影そのものはテンポよく行うことができます。ニコンが実絞り表示のため、絞りを決めかねていますが、F5.6では少し被写界深度が浅いようです。

我が家に沢山生えているイヌビユですが、食べているのはシロオビノメイガくらいでしょうか。8月21日自宅
我が家に沢山生えているイヌビユですが、食べているのはシロオビノメイガくらいでしょうか。8月21日自宅

 

庭にはイヌビユが沢山生えています。来月の終わりには沖縄に出かける予定ですが、それまでに小型のシジミチョウがきれいに撮れるよう練習する必要がありそうです。

10分ほどしか撮影しなかったので、カメラの調子を掴むところまで達していませんが、次にどのようなレンズを導入しようか、いろいろ迷うこの時期が一番楽しいかもしれません。広角はしばらくオリンパスに任せるとして、蝶の撮影用に何本か用意することになるんでしょうね。

この時期になると遠出する機会が減り、自宅近くでチャバネセセリやイチモンジセセリの数が増えてきて、身近な蝶を撮影する機会が増えます。