7月最初の週末は、白馬方面へ出かけました

今週は、よく出かけました。水曜日、金曜日に土日ですから、週4日出かけたことになります。内容的には、頂いた情報をトレースしているようなものですので、あまり新規性はありません。

水曜日に半日お休みして、翔写真館の翔さんから頂いた津市のウラキンシジミですが、行ってびっくり、見てびっくりでした。内容的には翔さんを超えるものは何もありませんので、そちらをしっかり見てください。1枚だけ載せておきます。

逆光の中でウラキンシジミ♀の裏面、この日見たウラキンシジミの数を今後一生の中で見られるでしょうか。
逆光の中でウラキンシジミ♀の裏面、この日見たウラキンシジミの数を今後一生の中で見られるでしょうか。

 

 

金曜日はどうしてもフジミドリを見たくて、西濃地方のブナ林に行きましたが、10時には雨が降ってきて、帰りは土砂降りの中、酷道を走ることとなりました。

霧がかかるとブナの葉の上に♂が止まり、ゆっくり翅を広げる個体もありましたが、ちょっと遠目ですね。
霧がかかるとブナの葉の上に♂が止まり、ゆっくり翅を広げる個体もありましたが、ちょっと遠目ですね。

 

 

土曜日は早起きするはずが、疲れがどっと出て目を覚ますと4時を過ぎています。あわてて起き、パンを食べながら出発です。大町などのゼフポイントについては、事前に「安曇野の蝶」のOさんから情報を頂いていたので、目的地には迷うことなく何とか8時半頃到着できました。

到着後、真っ先に現れたのは、羽化したばかりのコヒョウモンモドキ♂でした。茶色の物体に反応しながら、飛んでいる行動は、探雌飛翔のようです。

次に現れたのは、オオミドリシジミ♂で、何か所かでテリ張りをしていました。アイノミドリシジミ♂も現れましたが、とまったチャンスは、露出ミスで掲載したくない写真となりました。いずれ、図鑑の方には載せることとします。

「池田町の蝶」の親子さんたちも来られており、樹上(地上7mくらい)で交尾をするアイノミドリシジミを見つけて頂き、しばらく撮影の後、強制的に降りて頂きました。

その後、生坂村のキマダラモドキのポイントで2頭ほど見かけましたが、真横からも開翅も撮れず、白馬へ移動です。夕方ちょっとだけアサマシジミのポイントへ立ち寄りました。

夜は、Oさんと居酒屋で飲みながら、楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

宿を6時過ぎに出発し、とりあえず、別荘地内のアサマシジミのポイントで、雌雄の開翅を撮影しました。ちょっと時間を取りすぎて、大町のゼフポイントに到着したのは昨日と同じ8時半頃で、到着後すぐにオオミドリ♂の開翅を撮影し、別の場所で、ジョウザンミドリシジミ♂のテリ張りを撮影後、しつこく生坂村に移動です。ススキの株の中にいるキマダラモドキでしたが、開翅を待ちながら、目を少し離した数秒で見失ってしまいました。

この後、各地を回るも気温が高く、時間だけが過ぎていきました。本当に疲れた一週間でしたが、次週は翔さんと九州遠征です。

まだまだ、ハイシーズンは続きますので、体力・気力とあと必要なのは何でしょうか?家族の理解かな・・・。

蝶(昆虫)の写真では、いわゆる目にピンがあるのは当然なんですが、絞りによるボケ具合と解像度を天秤にかけながら、ポジションを決めてイメージを切り取るわけです。

上のアサマシジミの場合は、3点のピンに気をつけながら撮影しています。ちょっと雄は甘いんですが、いろいろあるんで、あまり欲張ってもよい写真が撮れるわけではないところが難しいところですね。

オオミドリ♂は目と尾端だけにピンが来ていますが、表現上やむを得ないところでしょうか。

蝶の写真で三脚が使用できる条件は希ですので、滅多に持ち歩かないんですが、同じ場所にとまることがわかっているのなら有効な撮影方法です。

動き回り沢山シャッターを切った割には、たいした写真がない一週間でしたが、オオミドリの写真が沢山撮れましたし、よい一週間と言うことにしましょう。