ギフチョウは、昨年より少し遅めのようです

昨年は、3月20日に浜松市(旧引佐町)へギフチョウを見に行っています。今年は、勤め先である豊橋から荷物を持ってくることを言い訳にして、出かけました。

朝9時頃に着きましたが、まだ気温が低そうなので車の中で一休みしていると、地元の方々や監視員の方も来られたので、9時半くらいに車を出て、ゆっくりと遊歩道を歩き出しました。カタクリがわずかに咲いているだけで、スミレもほとんど咲いてません。カタクリの前に三脚をセットされて、ギフチョウの飛来を待って方もおられたので、少しだけお話をしてから、尾根に向かいました。

尾根に着くと、すでに地元の方々(知り合いもいます)がアセビの前で座っておられ、ここが一番いいよと声をかけてくれましたが、少し離れた場所で待つことにしました。

飛び出すのは11時過ぎくらいと思っていましたが、10時半前には飛び出してきました。今年最初のギフチョウは、左の前翅が縮れた羽化不全の個体でした。飛び方もややぎこちない感じで、羽化直後のような新鮮さはなく、羽化してしばらく経っているようです。1時間ちょっと撮影して帰ることにしました。個体数も多くないようですし、アセビの前は人だかりとなっています。マナーよく順番に撮影させていただき、ありがとうございました。

帰る途中、カタクリの咲いている場所で、先ほどの方とお話をしましたが、本日は1頭も見ていないとのこと、カタクリでの吸蜜写真が目的とのことでしたので、やむを得ませんね。 

このところ、草稿だけでアップしていないケースが多いんですが、今回はアップします。