2011年はどんな蝶に会えるんだろう
本格的に蝶の写真を撮るようになって、10年が経ちました。撮影した蝶の種類は、220種を超えているのは間違いないんですが、正確にはわかりません。何を撮りたいのか迷った時期もありましたが、何となく今は見えています。
ビデオ(本格的なものでなく、カメラのオマケ?)も少しずつ手がけようかと考えていますが、どうも写真の延長で、短めに撮影する方が性に合っているようです。
さて、今年中にどうしても撮影したいのは、ゴイシツバメ、オオウラギンヒョウモン(見たことがないので)ですね。いろいろな写真も少しずつ増やしていきたいと考えています。
下の写真は、こんなショットを撮りたいと思っていた写真です。クガイソウやミヤマシロチョウがもっと新鮮ならとは思いますが、そんなにうまくはいきません。
そもそも、蝶も花も新鮮なことなんてほとんどありません。まあ、室内でセッティングすれば出来るでしょうが、いわゆるフィールドでは、ほぼ100%(99.9%くらい)あり得ません。
下の写真は、蝶は綺麗なんですが、花がダメですね。最も多いのが両方ともダメなパターンですし、擦れた蝶はよく花に来て、枯れそうな花には蝶がよく来ます。
写真での失敗は、ピンボケと手ブレが8割くらいでしょうか。あとは、被写体ブレ、露出オーバー(アンダー)、影や光が強すぎる・・・数え上げたらきりがありません。
いわゆるシャッターチャンスですが、回数や時間をトータルしても1日撮影して、数分から数秒、時には全くないことも多いわけでして、運も味方にする必要があります。
昨年、白馬のイエローバンドは不作だったわけですが、撮影の機会に恵まれました。残念ながら、写真は思った通りに撮影できませんでした。
下の写真は、数秒のチャンスを逃した写真です。
反省のために載せておきましょう。もう少し左に回り込む必要がありました。もちろんノーファインダーでの広角写真です。
下の写真は、同一個体の裏面を撮影したものです。
トリミングして、イエローバンドらしい部分だけをクローズアップしてみました。
下の写真は、沖縄で11月に撮影したリュウキュウヒメジャノメの裏面ですが、目にピントを合わせて、前翅と後翅にもピントが来るように心がけるんですが、結構難しいんですねこれが。
どの角度から撮影しても、3か所にピントが来るように心がけているんですが、ほとんど2か所ちょっとでしょうか。
シーズンインまで80日くらいですので、この時期にしか準備できないことや写真の整理もしなければなりませんが、どんな蝶に会えるか、一番楽しみな時期なんでしょうね。