7月10日土曜日も、白馬方面に出かけました

先週に引き続き、白馬方面に出かけました。

朝早くではなく、夜中に出発し、途中少し仮眠をとってから大町市のカシワの木を目指しました。

到着時間は5時半、早速カシワを叩くとゼフの雄や雌がパラパラと飛び出しましたので、近くに降りた3頭が開翅するのを待つことにしました。目的としていたハヤシミドリの雄は、2頭ほど飛び出したのですが、遠くの林に飛んでいきました。

6時半頃に雲間から太陽が現れると、ハヤシミドリの雌1頭とウラジロミドリの雄2頭がしばらく開翅して、7時過ぎにはすべて飛び去りました。

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8時過ぎに白馬村に到着して、適当なカシワを叩くとやはり、ハヤシミドリの雌とウラジロミドリの雄が飛び出しました。残念ながら、開翅することなく、すべて飛び去ってしまいました。

ここで、衝撃的な場面に遭遇しました(自分のせいかな)。ハヤシミドリの雌が飛び上がった瞬間、ツバメが飛んできてパクリ、一瞬の出来事でしたが、私には大きなクチバシにはさまれたハヤシさんの姿がはっきり見ることができました。かなりショック・・・。 

白馬村でジョウザンミドリの雄の写真を撮影した後、池田町方面に寄ってみましたが、これといった蝶は撮影はできないまま、さらに南下することにしました。

塩尻市のゼフポイントで、エゾミドリのテリ張りを確認し、メスアカミドリの雄も確認できました。サカハチチョウ(春型)やヒオドシチョウなども同じようにテリ張りをしていましたが、まるで異種格闘技のような追尾が見られました。

さらに南下して、木曽町のキマルリポイントに着いたのは、4時過ぎです。2年ほど前に低いところでテリ張りしていた場所では全く見つからないので、あちこち探すと何とか1頭の雄を見つけて撮影できました。5時を過ぎると活動している蝶は、セセリとジャノメの仲間だけです。本日の撮影を終了して帰途につきました。

(本当に疲れ、次の日曜日は昼まで爆睡、夜遅くなってから更新しています。)