5月1日から3日まで、白馬方面に家族で出かけました

 毎年、ゴールデンウィークは、白馬方面に家族で旅行します。いわゆる家族旅行ですが、私はいつものように蝶の写真を撮っています。

 初日は、朝7時前に妻と娘を立山黒部アルペンルートの始発駅扇沢まで送り(当然2時起き)、小谷のギフとヒメギフの混棲地に行きましたが、飛ぶところと吸蜜を各1回見ただけ(たぶんヒメギフ)で、時間だけが過ぎていきます。このままではどうしようもないので、少し南下して、ヒメギフを狙います。ウスバサイシンに何度も止まりかけて産卵しそうなのですが、残念ながら産卵せずに飛び去ってしまいました。

5月1日に撮影したものです。フォトギャラリーでお楽しみください。

泊まった宿と料理の一部です。

5月2日は、先週と同じ場所へ行きました

5月3日は木曽のチャマダラセセリです

 少しフライングかなと思いながら、木曽のチャマダラセセリを撮りに行きました。地権者の方がおられたので、少しお話をしたところ、最近、町から保存のための看板などを立てたいとの話があったが断ったとのことでした。今までの生活を続けて、網を持った人が来たら、はっきり帰ってもらうと言っておられました。

 ポイントに着くと、すでに先客がいましたが、カメラのようなので、安心しました(いろんな意味でトラブルはいやですからね)。日当たりの良い場所を中心にしばらく探したところ、新鮮な雄が見つかりました(せっかくなので、もう少し粘って他の個体や同じ個体でもハルリンドウの吸蜜を狙えば良かったと少し反省)。

 地権者の方にお礼を言ってから、欲を出してギフチョウ(白馬の放蝶個体群?といわれている)の撮影を試みましたが、1頭見たのみでした。じつはこの場所で、町の職員と少し話をしたのですが、今度の土曜日か日曜日に小学生を対象とした観察会があり、当日見られないといけないから確保(イエローバンドを含む)しているとのことでした。放蝶のことは肯定されていましたが、以前から棲息していたギフチョウが絶滅したという証拠もないから、というようなことも言っておられました・・・。奥の林道にも飛んでいるのでは、と勧められましたが、行ってみたら採集者が数名いただけでした(ギフチョウを見てもいないとのこと)。

 林内の植物をよく見ると、芽吹きの状況がかなり違いましたので、暖かそうなところへ移動して1頭見つけましたが撮影できず(見つけたい気持ちはありますが、バンドでもなさそうでしたので、撮りたい気持ちが弱いかもと少し負け惜しみ)、家族を待たしているので、昼前に切り上げてZCOBOに行き、2時間近く待って美味しいお蕎麦を食べました。二日目に泊まったペンションの料理も良かったのですが、今回の旅行では、料理にかかる時間が大変長く、運転時間を上回ったのではないかと感じています。

 最後に、何で放蝶のギフチョウを採ったり、撮ったりするんですかね。やはり、イエローバンドは、白馬で撮るべきでしょうか・・・?(以上長文で失礼しました)

 本当は、1か月に1回くらい更新する最新情報とする予定が、更新回数が多くなっていますので、今後は、更新をペースダウンするつもりです。