2018年

4月

09日

3月最後の土曜日(31日)は、福井のギフチョウ

南越前市で撮影しようと出かけたものの、カタクリのつぼみは堅く北上して撮影することに

D810+200mmマイクロ+ストロボ発光、ギフチョウ♂、福井市、2018.03.31

この日は、S山型と呼ばれるギフチョウを目指して、現地に8時前に到着しましたが、花がありません。現地でMさんと半年ぶりにお会いして、少しお話をした後にSAさんへ連絡した上福井市に移動して撮影することにしました。

到着後、程なくするとカタクリへ吸蜜に来ます。少し擦れた個体もいますが、撮影場所としても申し分なく、昼頃までゆっくり撮影することができました。感謝感謝です。

 

 

縦位置でも撮影します。ストロボを発光させないと翅の質感はよいのですが、光が全体に当たりません。

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光なし)、ギフチョウ♂、福井市、2018.03.31

やはりギフチョウの撮影は、縦位置の方がしっくり来ますね。

D810+200mmマイクロ+ストロボ発光、ギフチョウ♂、福井市、2018.03.31

ここからはG9での撮影です。連写した中から選んでいますので、1/3200秒での撮影ですがISOが高い割に画質はまあまあかと思います。下の2枚は一連の撮影の中から選びましたが、これでストロボが使用できないので、表現力は限られます。

プリ連写機能を使っての撮影です。飛び立つ瞬間ですが、不自然で光もまわっていませんね。G9+40-150pro(150mm)、ギフチョウ♂、福井市、2018.03.31

プリ連写機能を使っての撮影です、少し赤上がりですね(尾錠突起が内のが残念)。

G9+40-150pro(150mm)、ギフチョウ♂、福井市、2018.03.31

プリ連写機能を使っての飛翔写真です。ギフチョウ♀であること以外は、何ということはない画です。G9+40-150pro(150mm)、ギフチョウ♀、福井市、2018.03.31

上と同じ個体。G9+40-150pro(150mm)、ギフチョウ♀、福井市、2018.03.31

カンアオイ(エチゼンカンアオイ?)にタッチングしていましたが、この個体は、ヒヨドリに食べられてしまいました。捉える瞬間は見逃しましたが、枝にとまってギフチョウのダンダラの翅を嘴からはみ出したヒヨドリをしっかりと見ました。数秒でしたがシャッターチャンスがあっただけに、撮影すべきでしたね(いつもしっかり観察してしまう癖が直りません)。

ハイスピード撮影した動画をリンクしてみましたこちらをクリックしてください。他の画像はこちらです。

 

 

 

 

 

2018年

4月

02日

続けて富山のギフチョウを撮影

先日(3/25)撮影した場所では、カタクリのピークをやや過ぎたものの、ギフチョウの数が増えて、撮影チャンスが多くなります。まずは静止写真をじっくりと。

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光)、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

この日は平日のお休みだったので、3日前に十分撮影できなかった富山のギフチョウポイントを再訪です。気温が高くなると、飛び回ってばかりで全然停まらなくなってしまいます。まずは、D810+200mmマイクロの組み合わせでストロボをセットして、本体側とストロボ両方ともアンダーに設定します。今回はディフューザーは小さめのものをセットしました。

9時に到着すると既に飛んでいます。ちょっと焦り気味に撮影に入りました。

縦位置での撮影です。そのままだと縦長になりすぎるので、比率を少し変えています。

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光)、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

 

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光なし)、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

 

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光)、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

 

D810+200mmマイクロ(ストロボ発光)、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

ここからはG9proでの撮影に切り替えました。2台持ってフィールドを駆けずり回るだけの体力はもうありません。まずは静止写真から掲載します。実は大部分は連写での撮影です。

G9pro+12-100F4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

G9pro+12-100F4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

G9pro+12-100F4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

ここからは、プリ連写機能を使った飛翔です。飛び立つところを撮影する使い方と置きピンの待ち伏せと両方の使い方ができます。当たり前ですがストロボの使用は無理のようです。

プリ連写機能で待ち伏せ飛翔、確実にフレームに入りますね。 

G9pro+12-100F4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

 これも、プリ連写機能で待ち伏せ飛翔、確実にフレームに入りますね。 

G9pro+12-100F4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.28

ハイスピードビデオ撮影も試みましたが、ギフチョウ♂では翅の動きがやや速いため、思っていた感じより羽ばたきが早いように感じました。どのように切り取るかもまだまだです。

ニコンメインでの撮影スタイルは変わらないと思いますが、このようにパナソニックの画を列べてもそんなに違和感がない感じです。

G9の画の大きな違いは背景がうるさいことですね。100mmで撮影しても近接撮影では65mmくらいのようですし、便利ズームでこれだけ写れば良しとしましょう。

 

 

 

2018年

3月

26日

2018年のシーズン開幕

プリ連写機能なるものを使って、撮影したギフチョウ♂の飛び立ち、ローリングシャッター現象については、よくわからないものの、数年前のような酷いことはなさそうな感じ。

DC-G9+12-100mm、富山市、2018.03.25

午前中に2回ほど目撃したギフチョウ♂で、ヨタヨタ飛んで、ただ停まるだけ。

D810+200mmマイクロ、富山市、2018.03.25

プリ連写するのか、静止画をしっかり撮るのか、ハイスピードビデオを撮るのか決まらないまま、とりあえずシャッターを切った画像。

DC-G9+12-100mmF4、ギフチョウ♂、富山市、2018.03.25

正確には今年最初の撮影ではないが、ギフチョウとカタクリの画から一年が始まる。そういう意味でのスタートである。本機の導入後、沖縄のパピリオのハイスピード撮影を目的として2週間ほど前に数日間沖縄本島で撮影したが、そのブログは書きかけで放置してある。めんどくさいと言うこともあるのだが、このH.P.では、ビデオを取り扱えないし、編集もできてないので、このあたりの公開は、ずーっと後になりそうである。

 

 

 

2018年

1月

14日

モンゴルで撮影したヒョウモンモドキ類

キオビヒョウモンモドキの仲間は、日本にはいません。

D500+70-200mmF4VR、Euphydryas maturna♀、奥テレルジ、2017.07.07

日本で見られるヒョウモンモドキ類は3種で、コヒョウモンモドキとウスイロヒョウモンモドキは似てはいますが、分布が重ならないので紛らわしさはありません。モンゴルでは種類が多い上に似ているヒョウモンモドキが多数いますし、分布も重なっていますので、写真だけで見分けることは非常に難しい作業となります。ここに掲載した種名につつきましても、間違いがあると思いますし、ご指摘があれば訂正していきたいと思っています。

フブスグルの高標高地で見られたシビリカヒョウモンモドキ

D500+70-200mmF4VR、Euphydryas sibirica♀?、フブスグル、2017.07.03

 

日本のヒョウモンモドキそっくりのタイリクヒョウモンモドキ

D810+200mmマイクロ、Melitaea phoebe♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01

裏面も日本のヒョウモンモドキとよく似ている

E-M1+MZD12-100mm、Melitaea phoebe♂、トゥルゲ峠、2017.07.01

フブスグル湖の近くで撮影したヒメヒョウモンモドキ、やっと開翅したところ

D500+70-200mmF4VR、Melitaea arcesia、フブスグル、2017.07.04

ヒメヒョウモンモドキの裏面、寒いので開くことはなかった。

D500+70-200mmF4VR、Melitaea arcesia、フブスグル、2017.07.04

フブスグル湖西山岳地帯で多く見られたキタフチグロヒョウモンモドキ

D500+70-200mmF4VR、Melitaea latonigeta♂、フブスグル、2017.07.04

フブスグル湖西山岳地帯のキタフチグロヒョウモンモドキの裏面

D500+70-200mmF4VR、Melitaea latonigeta♂、フブスグル、2017.07.04

 

 

今回、比較的多くのフチグロヒョウモンモドキを見ることができた。 

D810+200mmマイクロ、Melitaea didymoides♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01

 

 

 

比較的標高が低いところで多く見られ、裏面はなかなか美しい。 

D810+200mmマイクロ、Melitaea didymoides♂、セレンゲ県、2017.07.01

ギンボシヒョウモンモドキも今回たくさん見かけましたが、鮮度は今一でした。

D500+70-200mmF4VR、Melitaea diamina♀、フブスグル、2017.07.03

吸蜜する姿も吸蜜植物も良いのに鮮度が残念ですね

D500+70-200mmF4VR、Melitaea diamina♂、トゥブ県、2017.07.06

日本でもお馴染みのコヒョウモンモドキです。

D810+200mmマイクロ、Melitaea ambikua♂、テレルジ、2017.07.06

かなり小さく感じるのでヒメコヒョウモンモドキというのは、分かり易いかも

D810+200mmマイクロ、Melitaea britonartis♂、テレルジ、2017.07.07

上記以外にも種名がはっきりしないヒョウモンモドキ類も撮影しましたが、今回はとりあえずこのあたりで終了とします。撮影しているときに種名が判るともっと楽しく撮影できるのではないかと思っていますが、いつになったら判るようになるのでしょうね。

 

 

 

2018年

1月

03日

モンゴルで撮影したシジミチョウⅣ

2年ぶりに対面したフチグロベニシジミ♂、もうちょっと新鮮なら良かったけどねD810+200mmマイクロ、Heodes virgaureae♂、テレルジ、2017.07.06

ピカピカではないですが、翅表が輝くベニシジミを撮影すると、テンションが上がります。羽化直後の個体を撮影することが今後の課題ですが、何回も出かけることができれば、いずれ撮影できるでしょう。

外縁は少し細めなフチグロベニシジミ♂、やはり少し擦れている

D810+200mmマイクロ、Heodes virgaureae♂、テレルジ、2017.07.06

こんな角度のフチグロベニシジミ♂、外縁がのスレが残念です。

D810+200mmマイクロ、Heodes virgaureae♂、テレルジ、2017.07.07

 こんな感じで開翅してくれたメスグロベニシジミ♀

D810+200mmマイクロ、Palaeochrysofanus hippothoe♀、テレルジ、2017.07.07

 

 

ピカピカのメスグロベニシジミ♀を、寒さに震えながらの撮影です。

D810+200mmマイクロ、Palaeochrysofanus hippothoe♀、フブスグル、2017.07.03

みんながライトで照らしてくれて、何とか開いてくれました。

D810+200mmマイクロ、Palaeochrysofanus hippothoe♀、フブスグル、2017.07.03

 

ずいぶんくたびれたベニシジミですが、日本の方が綺麗ですかねえ。

D810+200mmマイクロ、Lycaena phlaeas♂、フブスグル、2017.07.03

ダイオウベニシジミは何回か見かけましたが、鮮度もあまり良くなかった。

D810+200mmマイクロ、Thersamonolycaena violacea、フブスグル、2017.07.01

モンゴルで見られるもっとも小さなベニシジミのムラサキベニシジミは既に撮影済みですので、あと撮影できるとすれば、チョウセンベニシジミだけです。この蝶はモンゴルでは数が少ないようなので、そう簡単に撮影はできないでしょうね。

今回、ダイオウベニシジミを見つけても、ほとんどカメラを向けませんでした。このところ、ずいぶん頻繁に更新しています。これで、シジミチョウは終了ですので、しばらくはお休みをします。

次回はヒョウモンモドキ類を紹介することとしましょう。

 

 

2018年

1月

02日

あけまして、おめでとうございます

新しい年が始まりました。ここ数年は国内での初撮影種というものがほとんどなくなってきました。残り数種というところで、足踏み状態です。がむしゃらに撮影に向かっても仕方ないですし、モンゴルやミャンマー行きもありますので、そんなにシャカリキ(釈迦力)にならなくてもと、思ったりしています。

今年の撮影も、例年どおりギフチョウから始まるのか、イレギュラーになるかは今のところはっきりしていませんが、本格的な撮影は4月以降のギフチョウになります。

昨年は富山のギフチョウから始めたわけですが、初日に撮影した写真を振り返ってみたいと思います。

カタクリは開きすぎで背景はよいのだが、ギフチョウ♂の角度が良くないしピントが甘い。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・11:20

カタクリは今ひとつ、ピントは来ているのだが、背景とギフチョウ♂の角度も残念。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・11:23

カタクリはこんなもの?ギフチョウ♂が頭を入れすぎて美しくないし、影もできた。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・11:32

カタクリとギフチョウ♂は申し分なく、角度もまあまあだが、背景がダメ。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・11:55

カタクリが開きすぎで、ギフチョウ♂の前に邪魔があり、背景もうるさい。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・12:15

カタクリは開きすぎで、背景はちょっと、ギフチョウ♂の角度がダメ。

D810+200mmマイクロ、富山市、2017.04.02・12:22

午後なので、カタクリは咲きすぎ、引けずに構図がまとまらない。

D500+300mmF4VR、富山市、2017.04.02・14:07

撮影直後は、何とか初日の撮影にしては合格点かと思ったのですが、写真を見直してみて、「うーん、ちょっとね」という写真ばかりでした。気温が低かったので、個体数が少ない割にチャンスは多かったのですが、この1枚がないんですね。10年前なら撮っている自分に満足できていましたが、やはり、結果(写真)がすべてですので、これではダメですね。

時系列で列べてみましたが、午前中は飛び始めて1時間ちょっと良い時間が続きます。午後は2時過ぎから、しばらく吸蜜タイムが続くのですが、撮影ポジションにたどり着くときには、既に飛び立っているケースがほとんどで、良いポジションで撮影できることはありませんでした。

できるだけ自然光で撮影するスタイルを重視していますが、ストロボで補助する写真も必要です。このあたりの兼ね合いが難しいですね。近年のストロボはTTLが秀逸ですので、静止写真なら何とかなるでしょう。飛翔写真については、安定した撮影が課題となります。少ないチャンスでも確実に捉えることが重要ですので、パスト連写も一つの手法でしょうね。

 

 

2017年

12月

31日

モンゴルで撮影したシジミチョウⅢ

フブスグル湖をバックに撮影したが、花が多いものの気温が低くどんより曇っていた

E-M1+MZD12-100pro、Plebeius icarus♂ウスルリシジミ、2017.07.03

今回の撮影行の前半を象徴している写真で、花も多く環境もそれなりで、本来なら蝶が飛び交うような場面が期待されるのだが、どんより曇って小雨も落ちてくるような寒い一日であった。

D810+200mmマイクロ、Plebeius icarus♂ウスルリシジミ、トゥブ県、2017.07.06

タカネルリシジミは大型で、輝きのある深い青が綺麗なシジミである

D500+70-200mmF4VR、Plebeius orbitulus♂、2017.07.03、フブスグル湖

チョウセンヒメシジミは、やや明るい青色をした大型のシジミで活発に飛び回る

D500+70-200mmF4VR、Plebeius erotides♂、フブスグル湖、2017.07.03

D810+200mmマイクロ、Plebeius erotides♀、バヤンチャンドマン、2017.07.01

夕方キャンプ場へ戻る途中のカラマツ松林の草原で、ルキフェールヒメシジミを撮影した

E-M1+MZD12-100、Patricus lucifer、フブスグル湖、2017.07.02

同上♀?

まだニキアスルリに会える時期とは思わなかったが、記発生でピカピカでもない?

D810+200mmマイクロ、Pseudoaricia nicias♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01

上と同一個体と思われる。昨年、初めてみたときほどの感激はなかった。

 このシジミの種名は、今のところわかっていない。大先生にお見せしてもちょっとわからないとのこと。誰か詳しい方教えてください。裏面が撮影できていないのが残念。

D500+70-200mmF4VR、フブスグル(標高2300m付近)、2017.07.02

 

年末は蟹を食べに行くのが恒例となっている。妻から数年前に北海道へ蟹を食べに行きたいと言われ、激安ツアーを探せといわれたのだが、人が移動するより蟹を移動させた方が割安なので、航空便で北海道から仕入れている長久手市にある蟹料理店へ行くことになり、毎年年末か年始に出かけるのだが、今年は12月30日(土)となった。

例年に比べ蟹はやや高めのようである。例の問題が影響しているのだろうか。娘からのリクエストで「タラバのあらい」を事前に注文してあり、到着すると生け簀で先ほどまで元気に歩いていたと思われるタラバは、既に脚を外され茹であがっていた。程なく、あらいが運ばれてきて、家族だけの忘年会となった。帰ってから孫に「今日一番美味しかったのはなんだった」と質問すると、「ソフトクリーム」と返事が返ったきた。2万円を超えるタラバ蟹のあらいが50円のイケヤのソフトクリームに負けたのである。すかさず、母親が「タラバのあらいとどっちが美味しかったの?」と問えば、「あらいに決まってるでしょ。」と4歳にして周りの空気を読んでの発言となった。

私的には、ピエールのケーキだったかもしれない。飲み物とケーキで千円ランチより高いので、決して安いわけではないが、この地方ではかなり脱けた存在と思う。東京や京都で有名なスィーツ店なら倍近くするのではと思われるので、コスパは良いのではなかろうか。まだ年賀状ができあがっていない。今年最後の仕事となるなあと思いながら、とりあえず寝ることとしよう。

 

 

2017年

12月

29日

モンゴルで撮影したシジミチョウⅡ

7月に撮影したモンゴルの更新をサボっている。気持ち的に完全にオフ状態で、撮影種の整理もあまり進んでいない。そんな中、正月休みに入ったので、ちょっとだけ更新することにしたが、まずは日本でも見られるシジミチョウを紹介する。

少し険しい場所に登って、岩場を見渡すと2化と思われるクロツ♂が目の前にとまった。

D810+200mmマイクロ、Tonferia fischeriバヤンチャンドマン、2017.07.01

こちらの個体はかなり破損が酷く、まだ1化かもしれない(少しだけましな個体)。

D810+200mmマイクロ、Tonferia fischeri 奥テレルジ、2017.07.08

モンゴルでは標高2,000mを越えた岩場にも本種が棲息する。このような場所での発生は、年1回の可能性がある。

今回は、かなりまとまったカラフトルリシジミを見ることができた。

D810+200mmマイクロ、 Plebeius optilete♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01

フウロソウの仲間に吸蜜に来ているところ

 D810+200mmマイクロ、 Plebeius optilete♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01

今回は初日のバヤンチャンドマンでのみで多くの個体を見ることができた。モンゴルでも日本同様局所的な分布のようだが、毎年見ているので、珍しい蝶ではないのだろう。

少しだけ翅を開いたアサマシジミ♂Lycaeidesu subselanus

D810+200mmマイクロ、奥テレルジ、2017.07.08

アサマシジミ♂裏面Lycaeidesu subselanus

D810+200mmマイクロ、奥テレルジ、2017.07.08

アサマシジミは、家畜にあまり食べられていない草原では、ごく普通に見られる蝶である。上記に掲載したアサマシジミは、食草の違いか極端に小さな個体を各地で確認している。次回は何か大きさがわかるものと比較しながら撮影しようと考えているが、腹部を見ていただけると蝶の大きさが想像できると思う。一般的に小型のシジミチョウほど翅に比して腹部(胴体部分)が大きく感じる。メスも撮影しているがやはりかなり小さい。

少しだけ開翅したミヤマシジミ♂

D500+70-200mmF4VR、Lycaeides argyrognomon、セレンゲ県、2017.07.05

 

開視したミヤマシジミ♀、少しだけ青い鱗粉が出てますね

E-M1+MZD12-100pro、Lycaeides argyrognomon、フブスグル、2017.07.02

 

シジミチョウの2回目の更新は、やや地味ながら日本でも見られる蝶ばかりを取り上げた。既にゴマシジミも紹介しているし、ツバメシジミやヒメシジミは、わざわざ載せるまでないので、次回はもう少し華やかなシジミを紹介することにしよう。

 

 

2017年

11月

16日

ケネディピーク下の林道で撮影

D500+300mmF4VR、Aulocera padma、Kennedy Peak、2017.10.26

標高は約2400m、亜熱帯とはいえ高山に生息するチョウの生態は、日本の高山蝶に似たところがある。Oenis属のように体を傾けて停まるのである。残念ながら、発生のピークを過ぎており、ボロの個体ばかりであったが、その中で少しましな個体を掲載した。この場所はシボリアゲハが見られる場所であり、来年は是非とも9月中旬に訪れたいと考えている。

D500+300mmF4VR、Callerebia sp.開翅、Kennedy Peak、2017.10.26

D500+300mmF4VR、Heliophorus androcles♂開翅Kennedy Peak、2017.10.26

同上

同上

同上♀

D500+300mmF4VR、Tongeia kalaKennedy Peak、2017.10.26

同上

半日の撮影でこのレベルは情けない。しかし撮影できる蝶がいないのだからしょうがないと諦めるしかない。ミャンマーでのリベンジは、来年以降の宿題としよう。これで、ミャンマーの蝶の紹介は終了である。

 

 

2017年

11月

13日

Kaptelでの撮影

 

D500+300mmF4VR、Kaptel、Spindasis syama2017.10.25

朝、散歩がてら林道を歩いていると、思いもかけないシジミチョウに出会うことができた。開翅しないかとしばらく待ったが、残念ながら開くことはなく、朝食の時間も近づいてきたので、諦めることにした。

D500+300mmF4VR、Kaptel、Athyma perius♂、2017.10.25

日本国内ではSpindasis属は一種しかいないし、本州のみにしか棲息しない。上記のシロミスジは与那国島にしか棲息していないので、これらが同じ場所で撮影できることはない。外国での撮影が面白いのは、このような日本的な常識が全く通用しないことである。

あえて、批判されることを承知で書くならば、大陸が一般的(普遍的)で、島国である我が国が特異的なのであろう。

D500+300mmF4VR、Kaptel、Euthalia anosia、2017.10.25

 

D500+300mmF4VR、Kaptel、Junonia prithya♂、2017.10.23

D500+300mmF4VR、Kaptel、Zemeros flegyas、2017.10.25

D500+300mmF4VR、Kaptel、Appias olferna他、2017.10.25

KalaymyoからTedimまでは、舗装されていないものの比較的広い道が続く、乾期は問題なく走行できると思われるが、雨期になると大渋滞になるようだ。Tedimから奥は、かなり悪路であり、雨期はぬかるみにはまって動けなくなるかもしれない。

今回2泊したKaptelという村の周辺の森は、焼き畑や木材の切り出しなどで若い森ばかりである。険しい地形の場所などで古い森が残っているようだが、ほんの一部で蝶の撮影にはあまり向いていないように思った。来年については、とりあえず、シボリアゲハの撮影に注視することになるので問題ないが、ミャンマーで蝶の撮影を行っていくのであれば、もっと多くの情報(撮影ポイント)が必要となる。

 

 

2017年

11月

12日

Tedimより、さらに奥へ向かう

馬糞に集まるシロオビアゲハやシロチョウ科のチョウたち

D500+300mmF4VR、Kaptel(マンプール川近く標高500mくらい)、2017.10.24

TedimからKaptelに車で向かう途中にマンプール川に架かる吊り橋を渡っていくのだが、標高400mくらいまで一気に下り、そこから再度登っていくことになる。このあたりの道は雨が降るとぬかるんで、四輪駆動の車でもかなり難儀をすることとなる。主な交通手段はバイクで人や軽い荷物はバイクで運ぶようだが、荷物を運ぶ主な手段は馬である。当然至る所に馬糞が落ちており、蝶が群がっていることもある。

この場所からさらにKaptel村に近い場所で、蝶の多い場所があり、ここで半日ほど撮影したので、紹介する。

Acytolepis puspa gisca♂半開翅

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

同上、和名を書くと「うーん何?」言われそうだが・・・

Castalius rosimon

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

Discolampa ethion

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

Hypolycaena othona♂半開翅

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

同上

Leptotes plinius

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

Lestranicus transpectus

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

Una usta♂

D500+300mmF4VR、Kaptel、2017.10.24

さて、シジミチョウのみを列べてみたがどうだろう。なんかチマチマしてるし、和名も載せずに列べているが、種名は合っているのか?と、自分でも思うのだから、間違いがあれば指摘していただき、訂正したいと思っている。

今回の撮影行では、決して効率の良い内容ではなかったが、それでもある程度集中して撮影できたとは思っている。種名がわかっている撮影種を中心に、ブログを更新していきたい。

 

 

2017年

11月

10日

チン州Tedimでの撮影

Pieris canidia(タイワンモンシロチョウ)♂の吸蜜

D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22

カレーミョ空港から車で5時間半かかって到着したTedim、山の中の大きな村という感じで、標高は1500mくらいであろうか。雨期が終わったこの時期は清々しい感じである。上記のタイワンモンシロチョウに混じって、オオモンシロチョウやアジアスジグロシロチョウが集落の中を飛んでいる。

さて、この集落からさらに林道を上ったところで少しだけ撮影した。昼食前の短い時間であったが、それなりにいろいろ撮影できた。標高は1600mくらいであろう。

Polyura athamas(キオビヒメフタオ)♂?のテリ張り

D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22

D810+200mmマイクロ、Cethosia cyane、Tedim,2017.10.22

Hestunalis nama(カバシタゴマダラ)?の吸水

D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22

Callerebia sp.(ベニウラナミジャノメの一種)

D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22

Callerebia sp.(ベニウラナミジャノメの一種)の開翅

D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22

上記の個体は残念ながらかなりくたびれている。いつか、新鮮な個体を撮影したい。

 

 

Ypthima sp.(ウラナミジャノメの一種)

D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22

Ypthima sp.(ウラナミジャノメの一種)の開翅

D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22

上記の写真を何も言わずに見せたら、多くの人から日本のどこで撮影したかと聞かれるかもしれない。今回の撮影で、多くのウラナミジャノメの仲間を撮影できたが、その多くはかなり傷んでいた。そんな中で、比較的キレイな個体を撮影できた。

D810+200mmマイクロ、Abisara sp.Tedim,2017.10.22

日本にはいないシジミタテハの仲間であるが、しっかり開翅してくれなかった。

Heliophorus brahma(アカガネウラフチベニシジミ)♂?の吸蜜

D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22

同上

このように、傷んだ翅をかくして撮影するのも技術のうちである。

他にも数種撮影できたが、いかんせん鮮度が良くなかったので、これくらいにしたい。雨期が終わって、ツマグロキチョウ秋型やキチョウの仲間が多く、まさしく日本の秋という感じなのだが、蝶の撮影時期としてはちょっと遅かったように思う。来年はシボリアゲハの撮影に狙いを定め再訪したい。霞んでいる遠い向こうを見据えながら、その後は雨期の前を狙って撮影していこうかと考えている。

 

 

2017年

10月

30日

この時期、ミャンマーへ何の目的で行ったの

Campylotes histrionicsツマジロベニチラシ、まるで作り物のスジグロカバマダラみたい。D500+300mmF4VR、ミャンマー(チン州)、2017.10.24

ミャンマーのチン州といえば、シボリアゲハが真っ先に浮かぶわけで、本来なら、もう1か月早く行くのが普通なのだが、今回はそういう流れではなく、お誘いを受けたので行くこととなった。

誘っていただいたのは、中部地方の虫屋さんなら知らない人はいない間野さん(蛾屋)で、「伊藤さんミャンマーへ行く?」「春は無理だけど、秋ならいける」程度の乗りから決まった。さらに、甲虫屋の戸田さんと3人というなんだか変わった組み合わせではあるが、ヤンゴン在住の小山さん(間野さんと旧知の仲)の案内で出かけることとなった。

さて、いきなり掲載したのが蛾であり、タイトルを「蛾の傍らに」に変えたのかと思うかもしれないが、そういうわけではない。被写体を認識してシャッターを切るまでは、蝶を撮影するつもりであった。この場所で撮影した他の蝶も少し紹介しておこう。

ヒロオビコノハ(Kallima incognita)?で良いのかなあ

D500+300mmF4VR、ミャンマー(チン州)、2017.10.24

 

チャイロタテハ(Vindula erota)?で間違いないでしょうか。

D500+300mmF4VR、ミャンマー(チン州)、2017.10.24

悪路あり、教会泊あり、何でもありの8泊10日で、いろいろ経験できて楽しい旅ではあったが、撮影内容については今一歩か二歩というところ。

まだ、モンゴルの蝶もほとんど紹介していないのに、ミャンマーで撮影した蝶の整理など、いつになるかわからない。小山さんと来年の9月に再訪することを約束してきたので、その頃までには何とか整理したいと思っている。

さて、全体の行程やらなんやらだけ先に整理しておこう。出発は10月20日、セントレアからバンコク経由でヤンゴンまでで、この日はヤンゴン市内のホテル泊。翌日の10月21日にヤンゴンからカレーミョへ空路で向かい、車でテディム到着深夜、10月22日にこのあたりを撮影してテディム連泊。10月23日にカプテルまで行き、教会で連泊。10月25日にソーザまで行き連泊。10月27日にカレーミョに戻り、空路でヤンゴンへ、翌日ヤンゴン市内をブラブラして午後の便でバンコク経由して、翌日の10月29日の早朝にセントレアに到着という感じである。つらつら書くと簡単なようだが、宿泊場所なども含め、普通のツアーでは味わえない撮影行であった。

撮影内容に関しては、次回から順次紹介していくことにしよう。

 

 

2017年

10月

19日

モンゴルのノミオンとアポロ

まずは草原に停まっているParnassius nomion♂オオアカウスバシロチョウの開翅

D810+200mmマイクロ、2017年7月6日、テレルジ

モンゴルでの撮影から既に3か月以上経過しているが、その間、ほとんど撮影内容を報告していないので、順次報告していこうと思っている。今回はノミオンとアポロである。

今回はノミオンやアポロの適期と考えていたが、ノミオンは7月6日(木)になってテレルジで初めて確認でき、皆が撮影できたので実のところホッとした。今年のウランバートル周辺は、牛の食害(他の家畜もたくさんいるが)酷く、どこへ行っても花が少なく、いろんな蝶が少なかった。そんな中でも、この場所ではまとまって見られることができた。

広角で捉えたParnassius nomion♂の開翅

D500+シグマ15mm、2017年7月7日、テレルジ

Parnassius nomion♀の開翅、D810+200mmマイクロ、2017年7月7日、テレルジ

Parnassius nomion♂の飛翔、右の前翅がかけているのが残念

D500+シグマ15mm、2017年7月7日、テレルジ

 

 

 

 

吸蜜するParunassius apolo♂アポロウスバシロチョウ

D810+200mmマイクロ、2017年7月7日、奥テレルジ

産卵行動を繰り返すParunassius apolo♀アポロウスバシロチョウ

D810+200mmマイクロ、2017年7月7日、奥テレルジ

まだ、モンゴルで撮影したチョウたちを紹介しなければいけないのだが、明日からミャンマーへ撮影に出かける。雨期も終わったようなので、どのようなチョウたちが観られるか楽しみである。

 

 

2017年

10月

07日

モンゴルで撮影したチョウの報告Ⅱ

タイリクヒメウスバシロチョウ (Parnassius stubbendorffii stubbendorffii)♂

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

同上

日本の北海道にいるヒメウスバシロチョウとは亜種の関係である。日本には2亜種棲息しており、別種との見解もあるようだが、一応、同種としておきたい。

小型ではあるが、シンプルな美麗種だと思う。北海道で撮影したことがあるが、何か印象はかなり違う感じがしたのは、遠いモンゴルの高標高地(標高2,000m以上)で天候も悪く、気温も低かったからだろうか。

タイリクヒメウスバシロチョウ (Parnassius stubbendorffii stubbendorffii)♀

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

同上

さて、もう一枚撮影した写真を掲載しよう。上記の写真を撮影した地点から少し登った場所(標高2,200m付近)で撮影した。じっとして動かないので、少し驚かせたところ、パルの特徴である前後翅を目一杯拡げて威嚇してきた。

ミヤマウスバシロチョウ (Parnassius phoebus)♀黒化型

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

フブスグルで上記2種を撮影できたことは、滞在中の天候や気温を考えると、ラッキーであった。今回の撮影では停まっているチョウたちを一緒に行った撮影仲間に多く見つけていただき、感謝感謝である。

まだまだ、撮影した写真は多くあるので、ゆっくりと紹介していくことにしよう。