2020年

1月

28日

蝶以外のことで、最近はまってること

Pantoporia hordonia?の開翅、いわゆるキンミスジの仲間ですね

D500+300mmF4VR、2017.10.24、ミャンマー チン州

何で今更ミャンマーなの?とお思いの方もおられるでしょう。もう、2年以上前の2017年10月にミャンマーへ行ってまいりました。と、いっても誘われて何も分からず行っただけなのですが、ミャンマーで以外と知られてない産物として、コーヒー豆があるんです。ヴェトナムはアジアでは珈琲産地として有名ですが、ミャンマーもそこそこ栽培されてるようです。銘柄としては、ミャンマー星山と呼ばれてるものです。

何で、そもそもこんなまどろっこしい話をしているかといえば、最近、コーヒーの焙煎を始めました。今から35年ほど前にもちょっとハマッタ時期もあったのですが、その時は、National製のPOP BASKETというカゴつきのオーブントースターを利用していました。最近、丸隆というメーカー製の赤いヤツを手に入れて、屋外で焙煎してます。

これが最近購入したロースターで、カゴも付いていて自動で回転するところが、なかなか優れものです。一回転するのに20秒ほど、倍の速度くらいだとちょうど良いのですが、それでもまあまあ使えるという感じです。

室内で焼くとチャフが飛び散り、煙も出るので屋外がよろしいかと。

珈琲豆にもよりますが、200℃で15~20分、様子を見ながら焼き続けます。これはミディアムローストくらいでしょうか。個人的にはもう少し深い焙煎が好みです。

一度に300g以上、30分以内でほぼ均一に焼けます。すでに8回ほど焙煎しましたが、大失敗は1回のみです。ちょっと深煎りを目指したのですが、一気に炭化が進みフレンチを遙かに超えてしまったわけです。

それと、豆を買える環境が整っています。ネットでそこそこの豆が驚くほど安く手に入ります。以前も生豆を扱う卸みたいな店で購入していたのですが、品揃えも品質も比べものになりません。良い時代になったものです。

豆を1kg単位で購入して、1/3(300g強)を1回で焙煎すると、3回で終了します。焙煎して3~4日以降が飲み頃と思います。豆ごとのクセみたいなものを3回くらい焙煎すると大体掴むことが出来ます。焙煎程度を気にするのであれば、ピッキングでダメな豆をこの時点でハネ出せばさらに均一になります。私はあまり気にしません。追加で5kgの豆を購入したので、楽しみながら春を待ちます。

2020年

1月

05日

今年のモンゴル行き

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

今年一年の撮影をどのようにしたいのかということも含め、昨年の撮影を振り返りながら進めてみたい。昨年のモンゴルの撮影では、何といってもノミオンの撮影に尽きるのだが、飛翔写真の撮影は、7月9日の撮影でもかなり時間を費やした。しかしながら、夜写真を見直した結果、11日に再度撮影することとした。

たった2日間の違いなのだが、天気も、見られたノミオンも同じとはいかない、写真を見てもらえば、和名の由来となっているオオアカボシが顕著に異なり、やはり大きな赤斑がこの蝶の特徴であり、大きく白斑も入ってる方が派手でこの蝶らしいと思う。それと、9日は抜けるような青空であったのが、11日には雲が多く、曇の天気の中で、晴れ間を縫っての撮影というのが本当のところ。

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

 

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

 

G9pro+MZD17mm、オオアカボシウスバシロチョウ♂、テレルジ、2019.07.09

実は、昨年モンゴルから戻り、すぐにノミオンの写真を整理したため、7月9日に撮影した写真は、あまりしっかりと確認しなかった。再度見直しているうちに、トリミング等の工夫をすれば、そこそこ見られる写真もあるなあと思い直して、今回ブログに載せることとした。

丁寧にしつこくシャッターを切らなければ、良い写真は撮れない。かといって、頑張っても撮れないこともある。また、シャッターチャンスに恵まれる被写体というのは、いつもあるわけでなく、そうでない場合でも、ある程度の写真が撮れるようにならなければ、アマチュアであってもいけないと思っている。

今年のモンゴル行きは、昨年以上に気合いを入れて撮影に臨みたい。

2020年

1月

03日

明けまして、おめでとうございます

テレルジで撮影したParnassius  nomionオオアカボシウスバシロチョウ♂の飛翔

G9pro+MZD17mm、2019.07.11

同上

 

さて、ちょっと遅めの年始のご挨拶ですが、まずはのんびりとしたお正月を過ごしてます。最初の写真は、昨年モンゴルで撮影したノミオンの飛翔写真で、ブログで紹介した兄弟写真(連写で撮影した写真)です。上の写真は、日本チョウ類保全協会の写真展に出したもので、下の写真は今回初めてお見せするものです。

何故、前の一枚を選んだかについては、細かい説明をしませんが、一番上の写真と迷いました。飛翔写真は、撮影する前のイメージも重要ですが、実際の撮影結果が思い通りいかないことも多く、逆に思いがけない画が撮れることもあります。

 

G9pro+MZD40-150pro、ヤマトシジミ♀、自宅付近、2020.01.03

G9pro+MZD40-150pro、ヤマトシジミ♂、自宅付近、2020.01.03

この冬は暖冬で、昨年末に比較的新鮮なヤマトシジミが確認できたことから、「年が明けても成虫が見られるのでは」と考えていましたが、その通りとなりました。雌雄ともかなり破損していますので、写真としての美しさはありませんが、記録としての意味は大いにあると思います。いくら暖冬といっても中部地方では、流石に1月上旬が良いところ、大寒波が来れば寒さに凍えてしまうことでしょう。

さて、今年のお正月はのんびり過ごしていますことも影響して、若干お酒も多めです。主に日本酒で、大那、二兎、志田泉酒造の発砲日本酒、井筒長に作年末から発亀の一升瓶を空けており、生の井筒ワインなどを嗜んでおりましたところ、妻から元旦は禁酒をするよう強要されてしまいました。正月休みは、あと2日しかないので、飲み切るのは、ちょっと無理な状況となっております。

一応、今年の目標としては、良い写真が撮れるように心掛けることといたします。

2019年

12月

21日

一ヶ月半ぶりの更新です

我が家のチョウたちもそろそろ終盤。Zizeeria maha argia(ヤマトシジミ♀)

D500+100mmマクロプラナー、自宅、2019.12.15

何やかんやで、2019年も年の瀬ですね。自宅のヤマトシジミも終盤で、この冬も暖冬気味で推移してるので、12月中旬になっても何とかヤマトの成虫が見られますが、「年越しは難しそうかな」っていう感じ。まあ、春になれば冬越した新成虫が見られるので、それまでのお別れ(幼虫越冬してるので、丹念に探せば見つかるのでしょうが、ずぼらな性格なので、たぶん見つけられないでしょう。

ちょっと光の関係で、雌のクセして輝いて見えますが、下の写真がほんとの顔というところ。

まあまあ、きれいな個体には違いないが、吸蜜でもしてくれないとパットしないレベル?

同上

こちらは、カタクリで吸蜜しているメス、やはりぱっとしない。

D500+100mmマクロプラナー、ヤマトシジミ♀、自宅、2019.11,20

 

 

まだこの時期でも撮影にたえられる個体がいた。

D500+100mmマクロプラナー、ヤマトシジミ♂、自宅、2019.12.15

上記の個体とはちょっと違う、あまり特徴のないヤマトシジミ♂

D500+100mmマクロプラナー、自宅、2019.12.15

たぶん今年最後の更新になると思う。新年からはしばらくモンゴルが続きそうな予感だがどうだろう。というか、他に写真がないので続くはずだ。来年のモンゴル行きも日程が決まり、細かい調整の段階となっている。

さて、来年の機材を何にするかまだ決まってないが、レンズの追加くらいにするかもしれない。とりあえず、フルサイズのミラーレスは入れないので、D850を導入するかどうかだ。レンズはマイクロフォーサーズに決めているのだが、レンズが決まってない。候補は3つ、どれになるだろう。

2019年

11月

16日

沖縄での宿や食べ物など

今回は今帰仁村の民宿に連泊した。一泊2食付きで5000円程度、泡盛やビールをつけてもリーズナブルなのだが、共同トイレとシャワーを甘受する必要がある。

この日の料理内容は、刺身、魚と野菜の煮つけ、ナーベラーの味噌煮、そばと酢の物、朝ご飯も十分なボリュームがあるので、沖縄料理が嫌いでなければお勧めである。名護の安いホテルが取れなかったのでこの宿としたが、沖縄らしさを久々に感じた。

3日目は日曜日ということもあって、いつものホテルに泊まることが出来、このところ毎年行っている宝鮨さんで夕食、オリオンビールの生をのみながらグルクンのお造りと寿司を握ってもらう。「うん、グルクンって唐揚げじゃないの?」という突っ込みがあるところ?ここでは一本釣りしたグルクンが水槽で泳いでるので、生で食べられるのです。海が荒れているときは漁に出られないので、食べられません。今回はラッキーでした。写真がないのですねえ、確か撮ったはずなのに??ありました。

本部町で有名な沖縄そばのお店なのだが、うーん、ちょっと高くなったし美味しいとは思わないなあ。

左がジューシー(こちらは少し味が濃いものの美味しくなった?、右がそば(小)

いつも寄ってコーヒーを飲みながら、藍染めの首巻きを買うのが恒例?なのに、オーナーの交替で店のテイストが変わってしまったらしい。絞りの商品がない?爪の周りを藍色に染めたお姉さん(実はこの店を仕切ってるらしい)に、品揃えをお願いしておきました。

このお店にかかわらず、この20年ほどで、ずいぶん変わってしまったと感じている。なくなったお店や蝶の種類もそうだが、変わっていくのが島の常であろうか?

蝶関係の話題や写真がないのもなんなので、3日目のリュウクウウラボシシジミ撮影のために、林道を少し奥に行くと、あちこちにトキワヤブハギが見られた。リュウキュウウラボシの食草として知られている植物だ。ゆっくり一日をかけて待っていれば産卵行動が見られるかもしれない。来年以降の宿題としておこう。

展望台で占有飛翔を行うメスアカムラサキ♂、数が多いと数頭で絡むようなシーンも期待できるが、今回見たのはこの一頭のみ。鮮度もとりわけ良いわけではないので、開翅など一通り撮影。

まだ写真はなくもないのだが、わざわざブログにするほどでもないので今回で終了する。

 

 

 

 

2019年

11月

11日

沖縄本島の撮影3日目

何とも残念なPithecops corvus ryukyuensis(リュウキュウウラボシシジミ)♂?

D500+100mmマクロプラナー、東村、2019.10.27

撮影3日目(10/27)は朝から雨模様、予定どおり東村のリュウキュウウラボシシジミの撮影に向かった。8時過ぎに到着したのだが、日が射す様子もなくいろいろ見てまわるだけの時間が過ぎ、9時半頃からやっと見られるようになったが、どうも鮮度が悪い。いきなり飛翔写真を撮影し始めたので、もう少しましな個体もいたが、これは午後に撮影した個体で、ただ残念というしかない。

リュウキュウウラボシシジミ♀?の飛翔だが、鮮度だけでない何かが足らない

G9pro+G 20mm / F1.7 II 、東村、2019.10.27

同上

同上

このような白い花に吸蜜に来るときは、シャッターチャンスだ。もちろんノーファインダーで撮影するが、一瞬動きが遅くなるので撮影しやすい。雌のような感じだが、かなり傷んでおり、雄の撮影時期としては、2~3週間くらい遅いのではと思われる。やはり予定どおり10月の前半に来れば良かったと思うのだが、それは結果論である。

G9proの飛翔撮影用のレンズとして、通常MZD17mmF1.8を使用することが多いのだが、シジミチョウでも小さな部類に入るリュウキュウウラボシシジミくらいの大きさだと、ちょっと撮影倍率が足らない。MZD12-40proを使えばよいのだが、やや大きいことと、ズームの固定がうまくいかなかったりで、思ったように撮影できない。レンズ前に比較的大きなLEDリングライトをつけているので、全体の重量も半端ではない。

今回はLUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.を装着して撮影に臨んだのだが、もう少し鮮度が良ければ良かったのになあということ、最短距離に合わせて連写をすれば何とかなるかという感触を得られた。

国頭村では全く見ることができず、東村で見られた唯一のYpthima riukiuana♀(リュウキュウウラナミジャノメ)D500+100mmマクロプラナー、東村、2019.10.27

ランチにいつも立ち寄るヒロコーヒーであるが、この日はちょっと離れた場所に出店していたので、そちらでコーヒーだけいただいた。沖縄らしいスローフーズを提供する店がいくつか出ていたが、このような方々と戯れる気持ちは今のところない。

3日目の夜は、いつもの名護の安いホテルに泊まり、宝鮨でビールと泡盛を飲みながらグルクンのお寿司と刺身をいただき、大将と隣のお客さんとたわいもないお話をしながら短い沖縄の旅を終えたのである。

今回の機材の選択はそれなりに良かったと思う。もう1回沖縄の撮影を振り返って終わりとしよう。

2019年

11月

06日

沖縄本島で撮影2日目

新鮮なKallima inachus eucercaコノハチョウ♂の半開翅

G9pro+MZD40-150pro、本部町、2019.10.26

ここ、15年以上ほぼ毎年撮影に出かけている沖縄本島である。特にこの蝶を撮影したいという種もなければ、いわゆる晴れの撮影でもない。ほぼ年中行事のように訪れて、名護で寿司を食べ、沖縄料理を味わい泡盛を飲んで帰ってくる。

今回は友人から教えてもらったトラップ液を試して見ることも一つの目的であった。この液にコノハチョウだけは、テリ張りタイムにかかわらず雌雄4~5頭ほどが誘引され、ゆっくり撮影することが出来た。ほとんどがボロの雄だったが、上の個体は比較的新鮮で被写体としては十分と思われる。

コノハチョウ♀の開翅で、後翅の傷みさえなければ、雌雄ともほぼ完璧な撮影となったかもしれない。いや、次回にもっと良い写真が撮れる可能性を残したので良しとしよう。

G9pro+MZD40-150pro、本部町、2019.10.26

トラップ液に引き寄せられたDichorragia nesimachus okinawaensis♀?

G9pro+MZD40-150pro、本部町、2019.10.26

G9の静止画であるが、このくらいの大きさ(中型)の蝶であれば1~2m位で十分な大きさに撮影できるし、ストレスもなく撮影できる。3mくらいまでの撮影なら問題ない。

さて、今回の撮影では、スロービデオにも時間を割いた。トラップ液でコノハチョウが結構集まったので、その中から傷みの少ない個体を選んでビデオ撮影した。180fpsで撮影して30fpsで再生するので、6倍のスロービデオとなる。経験的に大体3~5秒程度撮影するのが良い感じなので、それくらいでオンオフを繰り返して撮影する。以下にコノハチョウをビデオ撮影した画像を貼っておく。

G9proは、上のようなスロービデオの撮影にも有効なカメラだ。静止写真を撮りながらビデオに切り替えるのはそんなに手間でないが、AFが使えないのはかなり痛い。

まだビデオ撮影に関しては初心者であり、今後の伸び代もあると思うが、撮影した後に再生して確認するだけでも結構な手間なのだ。

次回は、小型の蝶の近接飛翔写真を紹介することとしよう。

 

 

 

2019年

11月

03日

毎年、恒例の沖縄行き

シュクシャと思われる蕾に置きピンして、飛来したシロウラナミシジミ♀を撮影した。

D500+300mmF4VR、Jamides aecto 、本部町、2019.10.28

まずは、首里城が全焼してしまったことは、誠に残念であり、一日も早く再建できることを期待しております。

 

本当は10月初めに行くつもりだったのが、いろいろな用事が出来てしまい、結局10月下旬にやっと出かけることが出来た。10月に入ると本州での撮影はボチボチ続けているものの、まとまった蝶の撮影機会がなくなってしまう。特にこれを狙って撮影したいという思いではなく、来年のシーズンインまでに何を用意しなければいけないのかとか、今ある機材でどこまで撮れるかなどを確認していく過程が大切だと考えている。

シロウラナミシジミが沖縄本島北部で見られるようになったという噂は聞いていたのだが、最終日、もう撮影を終えようと帰り支度を始めたときに、目の前に現れたときは、やっぱりいるんだという驚きとともにかなりドキドキしながらシャッターを切った。一時的な発生かもしれないが、島のあちこちでシュクシャと思われる花を見ているので、西表島→石垣島→沖縄本島へとここ数年で分布を拡大したのかもしれない。

同上

同上

D500+300mmF4VRは良い機材である。遠い被写体をパッと撮影するにはレスポンスだけではなく、見やすさだけでもなく、道具としての良さがないと難しい。私的にはミラーレスでは、まだ達成できないレベルに感じる。

しかし、ミラーレスの良いところもある。システムが軽いだけではなく、撮像素子の大きさに関係なくレンズ設計が新しいことや、拡大機能によるピントの追い込みも使いやすく、その他の機能も含め今後もさらなる改善が期待できそうである。

今回、見る機会が多い割に撮影機会が少なかったナガサキアゲハ♀。

D500+300mmF4VR+テレコン、Papilio memnom、本部町、2019.10.26

同上

この時期、もう少しナガサキアゲハ♀の白い個体を撮影できると思ったが、思うように撮影できなかった。ボロの個体だったりタイミングを外したり、いろいろあってもっと撮影できたはずなのだが、コーヒーを飲みに行ったり、お菓子やその他のこともあって、蝶の撮影100%ではないので仕方ない。

とりあえずは狙ったショットなのだが、この個体だって、満足できるレベルではない。もっとキレイなのいたのになあと思う。

14時を過ぎる頃になると、今帰仁村にある山の頂上でテリ張りをするスミナガシ♂

D500+300mmF4VR+テレコン、Dichorragia nesimachus okinawaensis、2019.10.26

沖縄本島にいるスミナガシは、九州以北に棲息するものとは別亜種とされている。私にはどこがどう違うのか良くわからないが、今度ゆっくり観察してみたい。

今回の撮影では、D500も持って行ったが出来るだけG9proを使用した撮影を心掛けた。ミラーレスの2台体勢で撮影できれば、持ち歩く機材を減らすことが出来るからだ。写りに関してはレンズ次第ということで、何とかなるのだが、ちょっと遠目で俊敏な動きをする蝶には一眼レフが勝っているように思う。単なる慣れなのかとも思うが、それだけではなさそうな感じだ(ちょっと説明しにくい)。バッテリーの持ちは何ともならないレベルの差がある。

D810の入れ替えも毎年検討しているものの、劇的に写真が変わるとも思えない。それ以前にやることは沢山あるのだが、とりあえず、モンゴルの写真と今回の沖縄の撮影結果をボチボチ整理しながら来年にそなえようと思う。ブログの更新は月1回くらいはできるだろう。

 

 

2019年

9月

18日

モンゴル最終日は、ウランバートル市街地の近くボグド山域で撮影

この時期、モンゴルではナーダムというお祭りで、多くの人が休みのようだ。ハイキングに適したこの場所にもカップルや家族連れが多く来ていた。そんな中、歩き始めると今まで見たことのないベニシジミガ飛んでいた。まるで、翅表にミルクをこぼしたような感じ。

D500+200mmマイクロ、 Lycaena alciphron alciphron♂、アルシロンベニシジミ、ボグド山域、2019.07.12(初撮影種)

アルシロンベニシジミはモンゴルでは結構珍しいようで、中央モンゴルの一部地域とアルタイ地方で確認されているだけで、いわゆるウランバートル周辺で普通に見られるような蝶ではないようだ。最終日ということもあって、サッと構えてパッパと撮影する感じで撮影したが、もう少し丁寧に撮影すれば良かったとあとから思っても後の祭りだ。

アルシロンベニシジミの交尾

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

同上

 

アルシロンベニシジミ♀?の半開翅

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

今回ほとんど撮影機会がなかったMuculinea teleius pbscurata♀の開翅

D500+200mmマイクロ、ゴマシジミ♀、ボグド山域、2019.07.12

我が国のカラフトルリシジミは北海道特産種で、道指定の天然記念物として採集禁止となっているが、今回モンゴルでは、あちこちで見ることができた。

D500+200mmマイクロ、Polyommatus optilete sibiicus♂、ボグド山域、2019.07.12

翅表がしっかり撮れなくて残念だが、黒いすじがクッキリ

D500+200mmマイクロ、カラフトルリシジミ♂、ボグド山域、2019.07.12

お花畑を飛び回るColias chrysotheme elena♂(ベニモンキチョウ)上手く撮れないね

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

飛翔も撮影したが、前翅端の黒斑の発達は弱く、Leptidea morsei morsei(エゾヒメシロチョウ♀)と思われる。

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

 

傷んだ個体から新鮮なエゾシロチョウが多い中、数が少ないAporia hippia hippiaは、全体に飛び古した感じだ。D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

紙くずのようにたくさん飛んでおり、ボロボロの個体も多い中、何故かこのようなきれいなAporia crataegi crataegi(エゾシロチョウ)も見られる。D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

フウロソウの仲間で吸蜜するLopinga deidamia deidamia(ツマジロウラジャノメ♀)

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

北海道産に近い感じ?のLopinga achine achineウラジャノメ♀?

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

比較的きれいなMelitaea diamina hebe(ギンボシヒョウモンモドキたぶん♀)

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

吸蜜するギンボシヒョウモンモドキ♂D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

キリンソウの仲間で吸蜜するBrenthis ino ino (コヒョウモン♂)

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

ちょっと遠くて判別しにくいが、Clossiana selenis selenis♀(セレニスチビヒョウモン)のようだ。比較的普通種と思われる。

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12(初撮影種)

こちらは、モンゴルで比較的多く見られるClossiana euphrosyne euphrosyneミヤマヒョウモン♂かなり傷んでいる)、ワレモコウで吸蜜している。

D500+200mmマイクロ、ボグド山域、2019.07.12

何と、最終日のウランバートル市内で、モンゴル初撮影種が撮れるとは全く予想してなかった。この場所は市街地周辺にある公園のような場所で、市民がテントを張ったりバーベキューなどをして楽しんでいるところだ。たぶんこのことから、牛などの家畜を入れていない場所となっているのであろう。

来年以降も、モンゴルへ出かけるときには必ず寄ってみたい場所である。モンゴルの撮影も6年間続いている。還暦からのモンゴルの蝶というところだが、いつまで続けられるだろう。少なくとも来年は行くこととしている。

モンゴルから戻って2か月以上経過したが、撮影した蝶については、未整理の部分が多く残っている。こんな感じで、年末までには整理してブログへ掲載していくつもりなのだが。

 

 

 

2019年

9月

04日

タイワンツバメシジミを見に鹿児島まで

開翅するEveres lacturnus kawaiiタイワンツバメシジミ♂を見に、8月30日から4日間薩摩まで出かけた。初日は全く見られず、天気も悪かったので、確認できたのは2日目以降であった。

D810+200mmマイクロ、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

この蝶と逢うのは何と11年ぶり、長崎県平戸市で見て以来である。小さくてツバメシジミに似ていて、シバハギを食べ、晩夏というか初秋というか微妙なこの時期に発生する。かつては紀伊半島南部や四国でも見られたが、近年見られたという話は聞かない。

ススキの株に守られたシバハギにひっそりと寄り添いながら、生きながらえている(ちょっと大袈裟か)。このような環境は変化しやすく、開発もされやすい。開発を逃れたような場所でひっそりと暮らしていると言うこと。

 

 

D810+200mmマイクロ、タイワンツバメシジミ♂、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

 

 

食草のシバハギで一休みするタイワンツバメシジミ♂(一番上と同じ個体)

D810+200mmマイクロ、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

 

D810+200mmマイクロ、同上、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

 

 

D810+200mmマイクロ、タイワンツバメシジミ♂、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

D810+200mmマイクロ、同上、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

 

撮影時期としては、ちょっとフライング気味のようだ。けれど、写真からもわかるとおり、発生してから何日か経過していると思われる個体も見られた。残念ながら、雌を見ることはできず、このことからももう少し時期をずらして遅く行く方が良かったのだが、今週末も来週末もすでに予定が入っており、やむを得ないのだ。

 

G9pro+MZD12-40pro、タイワンツバメシジミ♂、鹿児島県薩摩川内市、2019.08.31

 

G9pro+MZD12-40pro、タイワンツバメシジミ♂、鹿児島県薩摩川内市、2019.09.02

掲載した写真は、ほとんどが8月31日に撮影したもので、撮影時間にすれば1時間半ほど、全体の撮影時間も3~4時間程度だ。他に撮影した蝶は、ウラナミジャノメくらいで、よく考えれば効率の悪い撮影であるが、この時期に足を運ばなければ撮影できない蝶なのでやむを得ない。

次は、是非ともメスの時期に来て撮影したい。

 

 

 

 

2019年

8月

17日

オオゴマシジミとゴマシジミ

クロバナヒキオコシで産卵行動するPhengaris arionides takamukui

D500+200mmマイクロ、オオゴマシジミ、富山県、2019.08.05

普通ならゴマシジミとオオゴマシジミというタイトルになるところ、撮影順もあってオオゴマシジミを先にした。オオゴマシジミは大きなゴマシジミではなく、大きなゴマのシジミであり、そのように眺めると分かり易い。次の写真でゴマシジミの裏面を見ていただくので、比較していただくと良くわかると思う。

さて、モンゴルにオオゴマシジミの近縁種ニシオオゴマシジミというのがいるが、日本のオオゴマシジミの産卵植物であるカメバヒキオコシやクロバナヒキオコシが標高1200mから1500mくらいの沢沿いに多く生えているため、薄暗い環境に棲息しているのに対し、モンゴルのニシオオゴマシジミは乾燥したステップに棲んでいるので、明るい草原のチョウである。似ているところと言えば、あまり開翅しないことくらいだろうか。 

朝早く到着したが、Phengaris teleius kazamoto♀は開翅しなかった。

D500+200mmマイクロ、ゴマシジミ、木曽町、2019.08.10

 

暗い谷筋を黒いオオゴマシジミ♀が飛び回る中、何とか撮影

D500+200mmマイクロ、オオゴマシジミ、富山県、2019.08.05

同上

同上

同上

ひたすら同じ個体を追いかけて撮影するというセンスのない撮影方法ではあったが、「開かないのでしょうがない。」という言い訳のもと、何だかなあと思いながら掲載している。はっきり言って、イメージとはほど遠いのである。

 

 

 

2019年

8月

10日

バヤンチャンドマンのシジミチョウたち

ちょっとだけ裏面が見える角度で撮影したPolyommatus icarus fuchsi

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

ウスルリシジミを始め、モンゴルでは比較的大型で青さが際立つシジミが多く見られる。特に最初に紹介するこのチョウは、普通種ではあるもののその美しさは一級品だ。色味も深い青から淡い青まで変異があり、裏面を確認しないと他のチョウと間違うこともある。

さて、バヤンチャンドマンは、シジミチョウを始めとした蝶の宝庫であり、天気さえ良ければ多くの種が確認できるし、すばらしい環境なのだが、撮影となるとなかなか思うようにはいかないものである。

学名については、The BUtterflies of Mongoliaを参照して記載した。稚拙なブログであり、同定能力も低いので誤りも多数あると思われる。日本での撮影では、日本昆虫目録第7巻鱗翅目(2013)に準拠して記載しており、日本と同種と思われる種について、記載に統一性がないことをあらかじめ断っておく。

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂の吸水、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

 

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

左下はコウジレイシジミ♂、その隣はコマシジミ♂

D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

一番上に数頭いるのがコマシジミ、その下がコウジレイシジミ、一番下がウスルリシジミ

D500+200mmマイクロ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

吸水中のPolyommatus semiargus semiargus♂が飛び立ったところ

G9+MZD17mm、コウジレイシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

ちょっとスレているのだが、開翅した静止写真がこれしかなかったのでやむを得ない。

D500+200mmマイクロ、コウジレイシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

半開翅するPolyommatus eumedon eumedon♂ダイトクシジミ

D500+200mmマイクロ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、ダイトクシジミ♀、バヤンチャンドマン、2019.07.06

半開翅で吸水するPolyommatus optilete sibiricus ここまでが精一杯

D500+200mmマイクロ、カラフトルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、カラフトルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

地味ながらほとんど無傷のCupido minimus minimus♂の吸水

D500+200mmマイクロ、コマシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06

葉上で開翅したPlebejus idas subsolanus

D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06

今回、バヤンチャンドマンで撮影したタイリクアサマシジミ(アサマシジミ)は、比較的青鱗の発達が悪いタイプが多く、日本で真性アサマシジミと呼ばれているような感じの黒っぽいアサマであったが、2015年にAR JANCHIVLANMO峠近くで下記の個体を撮影している。

今回も最終日の前日に訪れてみたが、残念ながらこのようなタイプの個体は見られなかった。

この記載をみて、学名について疑問を持たれる方も多いかもしれない。実は私もよく判っていないものの、先輩からの助言と自分の知る範囲での記載としたので、これについてはこれでよいと思っている。

ワスレナグサで吸蜜するPlebejus idas subsolanus♂日本でも見たことのないような深い青色が発達した個体だ。E-M1+40-150pro、2015.07.05

こんな感じで吸蜜していたので縦位置で撮影したLycaena belle belle♀ ?

D500+200mmマイクロ、ムラサキベニシジミ♀、バヤンチャンドマン、2019.07.06

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2019年

8月

09日

モンゴルから帰ってきて、すでに4週間

イワオウギも咲いているのだが、Plebejus subsolanus yarigadakeanus♂の吸蜜はカワラハハコ?で多く見られた。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ(シロウマシジミ)、白馬村、2019.08.02

モンゴルから帰ってしばらくの間は、疲れもあって遠出をためらっていたが、7月下旬からは通常の撮影に戻っている。撮影が順調かと問われれば、まあ、普通と言ったところ、撮影仲間からの情報は潤沢にあり、時期と天候とタイミングを見計らって出かけるので、大きなハズレがなく撮影できるのはありがたい。

さて、高標高地のアサマシジミであるが、昨年に比べ大幅に発生が遅れており、8月に入っても行けそうな感じなので、やや時期遅れであることを承知して出かけてみた。結果は思ったより新鮮で、被写体として十分なものであった。到着して約1時間は静止写真に集中して、あとの1時間は飛翔写真のみに集中した。結果はまあまあ、最近は集中力の持続が難しくなっており、2~3時間が限界かもと思い始めている。仕事はもっと短い時間しか集中力が持続しない。

この日は、安曇野市の撮影仲間の家に泊めてもらい、京都の仲間もご一緒に酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごした。撮影だけではなく、このような楽しみがあるのも嬉しいことである(友人に感謝)。

静止写真としては今一歩で、もう少し上からのアングルがよい。上とは異なる個体。D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

たぶん上と同じ個体。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

もう少し新鮮なら申し分ないのだが。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

イワオオギに潜んでいる雌を探して飛翔しているところ。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

 

 

(同上)G9+MZD17mm、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

こちらはやや擦れたオスがメスを見つけて、追いかけているところ。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

上と同じ連続ショットの1枚、メスの前で何やらアピールしている。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

これ、完全にストーカー行為だが、メスは逃げ切る。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

2時間ばかりの撮影であったが、十分に堪能できたし、もっと長い時間撮影したとしても良い写真が撮れるとは限らない。写真はその場をどのように表現するかであり、人によって撮影する視点も変われば、表現方法も変わってくる。

飛翔写真については、まだまだ技術も追いついていないし、撮影機材も工夫する必要があると感じている。いつまでも運任せではいけないし、狙って撮影できるところまで何とかしたいと考えている。

2019年

7月

15日

ノミオンの乱舞

山をバックにノミオンの撮影であるが、何度もトライして何とか・・・である。

G9+MZD17、Parnassius nomion nomion♂、テレルジ、2019.07.11

今年で6年連続のモンゴル行き、チョウの撮影である。出発は7月6日、仁川経由で深夜に到着し、翌日の七夕から撮影に入り13日に帰国した。初日、2日目の撮影に関しては、後日ゆっくり掲載するとして、まずはテレルジで撮影したParnassius nomion nomion(オオアカボシウスバシロチョウ)から紹介しよう。

日本には黄色に赤い斑紋のあるウスバキチョウはいるが、白色に赤い斑紋のあるこのタイプのチョウはいない。かつて、図鑑に北海道産としてアカボシウスバシロチョウが掲載されたことがあったが、現在では朝鮮半島産であることがわかっている。

さて、今回この場所では100頭以上の雄を見ている。この時期のモンゴルでは、どこに行ってもエゾシロチョウが多く、ここも例外ではないのだが、それに匹敵するノミオンが乱舞しているのである。

朝の活動直後、針葉樹林の林縁部を低く飛ぶ美しいノミオン

G9+MZD17、Parnassius nomion nomion♂、テレルジ、2019.07.11

 

 

山をバックにアザミで吸蜜するノミオン♂

G9+MZD17、Parnassius nomion nomion♂、テレルジ、2019.07.09

ウランバートルの郊外でああるボクト山域でもアザミで吸蜜するノミオンが見られた。

D500+200mmマイクロ、Parnassius nomion nomion♂、ボクト、2019.07.12

このようなノコンギクの仲間にも良く吸蜜に来るが、吸蜜時間が短い

D500+200mmマイクロ、Parnassius nomion nomion♂、ダバド峠、2019.07.08

ノミオン♂が草むらへ飛び込んだので、直感的に交尾中であると感じ近づくと、交尾中の美麗な♀が大きく翅を開いて威嚇してきた。

D500+200mmマイクロ、Parnassius nomion nomion交尾、奥テレルジ、2019.07.10

やや、作為的な感じはあるが、山をバックに交尾する姿を収めることが出来た。

G9+MZD17mm、Parnassius nomion nomion交尾、奥テレルジ、2019.07.10

赤い斑紋が前翅に3個、後翅に2個ある派手なタイプの♂が食草のキリンソウで吸蜜をしている。単なる吸蜜ではなく、♀の出現を待っているように思われる。

 G9+Lica45mmマクロ、Parnassius nomion nomion♂、テレルジ、2019.07.9

被写体ブレの写真ではあるが、上下の2頭の♂が仲良く吸蜜しているところに真ん中の♂が突っ込んできたところである。キリンソウの群落の中で、数頭の♂があちこちで吸蜜をしていた。単なる吸蜜ではなく、吸蜜しながら羽化直後の♀が訪れるのを待っているのであろう。時間帯は14時過ぎで、黄色の花での吸蜜はキリンソウのみであった。

G9+MZD17mm、Parnassius nomion nomion♂、テレルジ、2019.07.9

6日間撮影した中で、ノミオンを見なかったのは初日だけ、やや食傷気味ではあったが、次があるとは限らないので、出来るだけ丁寧な撮影を心掛けた。とはいえ、十分満足な撮影が出来たかと言えばそうでもなく、100点満点はない。

吸蜜の写真を撮るだけならば、赤紫系の花で待つのがよい。しかしながら、時間帯の変化によりノミオンがどのような行動をしているかは、ゆっくり見なければいけない。7月9日(火)は、ほぼ一日中歩き回りながら観察をして撮影するように心掛けた。

 

 

 

 

2019年

6月

30日

青色→橙色→緑色→瑠璃色のチョウ

北信州の山奥にある集落で、ひっそりと暮らしているPlebejus subsolanus(アサマシジミ♂)、このところ、亜種名を明記してるのに何だといわれそうだが、subsp.yarigadakeanusをあてるのは抵抗がある。

D500+200mmマイクロ、小谷村、♂、2019.06.26

アサマシジミを撮るついでに、シャッターを切った一枚、傘で日陰をつくるでもなく、気の入ってない中、撮影したPlebejus argus micrargus(ヒメシジミ)。

D500+200mmマイクロ、小谷村、♂、2019.06.26

梅雨に入ってからも晴天の日が続いていたが、6月26日(水)はこの晴れ間の最後の日で、次の日から本格的な雨の日が続きそうなので、ちょっと無理な撮影日程となった。何やら訳のわからないタイトルだが、チョウの色を並べてみただけ。今年行けてなかった場所に遅まきながら出かけたわけだが、これが精一杯だ。

最初の青色は、アサマシジミのミョウコウタイプをバッチリといきたかったが、沢山いるヒメシジミの中からアサマシジミだけを撮影するのは大変だった。

ちょっと古びているが、被写体として耐えられるのは、この蝶だから、Anthocharis cardamines isshikii(クモマツマキチョウ)いわゆる北アルプス亜種。

D500+200mmマイクロ、白馬村、♂、2019.06.26

上と同一個体

上と同一個体、ちょっと逆光気味で、裏面が透けている。

橙色と言って良いのか、オレンジという方がしっくり来るのだが、今回は漢字並びでまとめてみた。流石に、発生してから2週間くらい経っているので、クモツキ♂は一頭見られただけ、それでも短時間に何回も吸蜜してくれたので、撮影チャンスは多かった。たった40分足らずで、シャッターを400枚以上切った。

薄暗い林の中で、明るい緑の背景で撮影したChrysozephyrus smaragdinus 

smaragdinusメスアカミドリシジミ)

G9pro+45mmマクロ、♂、白馬村、2019.06.26

メスアカミドリシジミの♂は、比較的明るい緑色だ。白馬の撮影仲間からテリ張りが見られるようになったとの情報をもらい、撮影に立ち寄った。この日の日射しは強く蒸し暑いせいか、日陰の高いところでじっとしており、翅もほとんど開かない。やむを得ず、卍飛翔を撮影したけどもうちょっと(バックは緑)。

わらびの上に停まっていることでもわかるように、この場所では低い草に降りてきてテリを張るSpindasis takanonis takanonis。この日はこの個体のみで、本格的な活動という感じではなかった。次の晴れ間あたりが撮影適期であろう。

D500+200mmマイクロ、キマダラルリツバメ♂、木曽町、2019.06.26

上と同一個体、瑠璃色の発達は少ないが、羽化直後と思われる。

京都→岐阜→長野と今年は順調にこの蝶を撮影できたが、いろんな方からいただいている情報に寄るところが大きい。メスアカミドリシジミの撮影に手間取り、テリ張り時刻に間に合うかどうかのタイミングだったし、未発生かもしれないという思いで到着したが、夕陽が沈む直前に何とか撮影できた。

今回はかなりハードなスケジュールでの撮影で、真夜中の2時に出発して21時に家に戻った。走行距離700km近く、そこそこ歩き、脚立や釣り竿を持って移動したり、撮影も朝7時から17時過ぎまで、かなりの疲労感だが、一週間後にはモンゴルへ出発しての6日間の撮影が待っている(今回は故あって一人で出かけることとなった)。